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無意識の世界を表現する プロポーズ大作戦
このホームページ、22年目に突入です!! 修正ボールペンや色鉛筆など

[2021/01/21]
無意識の世界を表現する

今、福岡市美術館で「ソシエテ・イルフ展」が開催されている。だが福岡は緊急事態宣言の真っただ中にあり、開催されてはいるものの、後期高齢者の私としては、行くのをためらっている。さて、その「ソシエテ・イルフ」は、写真を中心とする、福岡で結成された前衛集団で、中心人物の久野久氏はシュルレアリスムに傾倒していたという。シュルレアリスムは、1920年代ヨーロッパで起きた芸術の新しい流れである。1924年に出版された「シュルレアリスム宣言」には、その運動の目的がこう記されている。<夢と現実という一見矛盾するこの二つの状態を、一種の絶対的現実、いわば超現実の中に未来的に解消すること>


マルセル・デュシャンの「レディメイド」はそれまでの芸術の概念を覆した。その流れを受けてダダ運動が起き、続いてシュルレアリスムの時代となる。シュルレアリスムは無意識の世界を解放。精神の自由や生きることの自由を目指し、創造力と幻想の中で描いた。シュルレアリスムの巨匠・ミロの描いた「カタロニアの風景(猟師)」は、シュルレアリスムの最も初期の作品と言える。ミロは静かな幻想の世界で描いたが、一方の巨匠・ダリは正反対の外向的な性格だったという。ダリの最も有名な作品と言えば、あのぐにゃっと垂れ下がった時計が印象的な「記憶の固執」である。不確かな時間を、妄想によって溶解させる。いずれこの宇宙の消滅と共に時間は消え去る。


最近久しぶりに心が震えるテレビ番組を観た。昨年末に放映された「人知れず表現し続ける者たち」(Eテレ)である。この番組の冒頭にこんなナレーションが入る。<誰のためでもなく、ただひたすら表現し続ける者たちがいる。唯一無二の表現に迫る>。何らかの障害を持つ人たちの、純粋な心の発露として、ひたすら絵などで表現している。それは何の邪念もない潜在意識、深層心理による表現である。ある登場人物が言う。<「生きてていいですか」って言ったときに「生きてていいですよ」って言われたい。わたしはこの一枚一枚に存在していただいているんですよ>


この人にとって<作品=命>だと言える。この“命”の意味するところは、その辺にあるありふれた命という言葉ではない。まさに“死”と隣り合わせの張りつめた“命”である。またある登場人物は、ただひたすらダンボールに絵を描いていた。部屋の中はその絵であるれている。この部屋に孫とおぼしき少年が訪れる。この部屋をじっと観てひと言「美しい」と言った。この少年の純粋な心が思わず発した言葉である。作家は作品に心を込める。鑑賞する人は、それを自由な発想で受け取り、誰にも邪魔されない作品との対話を楽しむ。純粋な少年の心には程遠く及ばないが、これこそが芸術の在り方の原点だと思う。さて、「ソシエテ・イルフ」の作品に込められた心は何であろうか。

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[2021/01/09]
プロポーズ大作戦 「フウチョウ」

「オスの適応度は、配偶者の数に依存しており、オスはメスを巡って競争する」という原理がある。12日に放映されたワイルドライフ「命のスペクタクルに迫る」の中で印象的だったのが、ロッキー山脈に生きる「ビッグホーン」だった。ビッグホーンは、いくつものリーダーたちが集まり順位を決める。これでトップに立ったオスがメスの集団を独占する。下位のリーダーたちは去っていく。メスの集団に入ったトップのオスは、独占であるが故に決して急がない。メスの受け入れの態勢が整うまで待つ。強いオスはたくさんの子孫を残すことができる。これが自然界の最も基本かもしれない。

オスを選ぶ基準は種によって様々である。メスの選択基準に「メスは良質の餌や縄張りを選ぶ」というのもある。「ハイタカ」のオスは捉えたばかりの餌を求愛のプレゼントにする。カワセミの仲間「アカショウビン」もまた獲物のザリガニなどを求愛のプレゼントとして渡す。「エナガ」は、メスが卵を抱いている間、ずっとエサを運び続ける。「アイナメ」のオスは、繁殖期に岩場に縄張りを構え、卵を生むためにやってきたメスを、岩場を離れることなく体を張って守り続ける。このように餌や縄張りが、次の世代へ命をつなぐために重要な要素であることは間違いない。これを「優良資源説」という。

強い遺伝子、あるいは良質のエサでオスを選択するというのは分かりやすい。ところが、求愛の方法が“ダンス”というのがある。求愛ダンスでよく知られているのが「フウチョウ」である。「タンビカンザシフウチョウ」はその準備として、踊り場を作るのだが、この場所に落ち葉などがあると放り出して綺麗な踊り場を確保する。「オナガセアオマイコドリ」も求愛ダンスをメスの前で披露する。メスの選択基準がダンスの上手、下手というのが理解できない。その能力が種の保存にとってどうゆうメリットがあるのだろうか。しかし、種にとって利益があるからこそ、その種が守られてきている。

さて選択の基準に「メスは直接的な利益ではなく、オスの魅力に惹かれて選り好みする」というのがある。ダンスによる選択は、あるいはこれかもしれない。この基準のウェイトが大きいのは人間ではないだろうか。食物連鎖の頂点に立った人間は、ジャングルの中で、天敵から襲われる危険や、産んだ卵を上位の捕食者から食べられるなど、種の保存にかかるリスクは圧倒的に少ない。だから人間の女性は、男性に優しさを求める。人間は地球上の生物の一種類だが、自然の摂理とは一線を画している。少子でも子どもは立派に育つし、高齢になっても社会として守られる。だがそれはホモサピエンスが、絶滅の道を歩いていることでもある。

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[2021/01/03]
このホームページ、22年目に突入です!!

令和三年、明けましておめでとうございます。私のこのホームページも、22年目に突入しました。私がパソコンを使い始めたのは1980年ころでしたからもう40年になります。当時は、BASIC言語でプログラムを書いて使っていました。周りに誰もパソコンを使う人がいない時代でした。BASICを独学で習得した訳ですが、数字の1とキャラクターの1の違いが分からず、何日も格闘したことがありました。そんなパソコンでしたが、1995年のウィンドウズ95発売によって、環境が激変しました。パソコンが家電化したのです。

 

パソコンの普及と同時にインターネットが普及したことで、1999年にホームページを立ち上げました。それまで文章を書くということは、ほとんどなかったのですが、私が文章を書くきっかけになったのが、消費生活アドバイザーの資格を取得するため、小論文を書いたことでした。単語を並べているだけで、文章と言えるほどのものではありませんが、自己啓発のためと、気楽に書いてきたことが良かったのかもしれません。

 

この21年間を振り返ってみると、いろいろなことがありました。2001年に21世紀になり、同時にミレニアム(千年紀)という貴重な時に立ちあいました。21年の時の流れを一番象徴しているのがオリンピックです。この間に5回のオリンピックが開催されました。(シドニー→アテネ→北京→ロンドン→リオデジャネイロ)。本来なら2020年に東京だったはずでした。思いもよらぬコロナウィルス禍で延期になったのは本当に残念です。

 

まず2001年に、アメリカで911同時多発テロがありました。2004年には、母が逝きました。2005年には定年退職で、第2の人生が始まりました。2011年には、311東日本大震災で甚大な被害が発生し、天災の恐ろしさが身にしみました。2012年には第2次安倍内閣が発足し、経済、外交、安全保障など各分野で遺憾なくその実力を発揮してくれました。そして2020年、コロナウィルス感染が、世界を襲い、いまだに第3波で終息がみえません。

 

それどころか、突然変異によるウィルスの変種が新たに拡散しつつあります。こうした時の流れとともにホームページを通して書き綴ってきました。この独り言もいつまで続くか分かりませんが、これからも、ただその時々に心に浮かんだこと、学んだことを気楽に書いて行こうと思っています。時々思い出して見に来ていただけると嬉しいです。

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[2021/01/03]
修正ボールペンや色鉛筆など

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@修正ボールペン(Pentel XZL12-W)
今使っている修正ペンが無くなったので文具店をのぞいてみた。<振らずにOKすぐに使える新インキ><カートリッジ交換式・簡単交換、経済的> これだけたたみかけられたら買わずにいられない。<極細1.0mm>というのもいい。私の場合、細かい部分の修正が多いので有り難い。
A色鉛筆(赤) MITUBISHI*7600
色鉛筆もかなり短くなって使いづらくなってきた。昔からこの三菱の7600を使っている。近くの文具店には置いてなかったので、天神のLOFTで買ってきた。そんなに頻繁に使うものでもないので、これも10年くらいは使うことになるだろう。
BPentel XLRN5-C
これはストック用替芯の補充。
CAPICA CDノート
これもストック用のノートで、必ず一冊は買い置きをしている。
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