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火星人襲来!! ノートふせん&ボールペン
お帰りなさい!はやぶさ2! 魚の脳、ザリガニの心臓

[2020/12/23]
火星人襲来!!

火星人の襲撃を受け阿鼻叫喚の地球

20204月、アメリカ海軍の戦闘機FA18スーパーホーネットは、不可解な動きをみせるUFOを目撃した。そのUFOは、地球の軍事能力をはるかに超えていた。米国国防省は、これを調査する極秘機関AATIPを立ち上げた。地球の科学では説明のつかない飛行物体に危機感をを覚えた米国防総省は、全世界に映像を公開し、地球防衛軍の編成を呼び掛けた。

 

火星はかつて湿潤で温暖であった。そんな時代、火星人たちは地表でおだやかな生活を営んでいた。その後、火星の環境は激変する。今は、地下に巨大な居住空間をつくり暮らしている。火星の地下には、水があり、地熱により温暖でもある。ところで最近、異星からの探査機が火星を周回し、地表を動き回っている。火星防衛省が情報分析したところ、地球人が火星に移住するため「テラフォーミング」という火星地球化計画を進めていることが判明した。

 

火星人の安住の地が侵される。この地は何ものの侵略も許さない。ましてや火星人と異なるDNAを持ついかなる生命体も、絶対入れてはならない。火星防衛省の動きは速かった。「アース・アタック作戦」実行のために、まず月に前線基地を建設することにした。しかし、大気の無い月は、紫外線が降り注ぎ、隕石が直撃する。そこで、50kmにも及ぶ月の巨大地下空洞に作戦本部を置いた。月の基地から次々と出撃していく火星軍。

 

スーパーホーネットが捉えたUFOを分析した結果、火星人による地球攻撃のための偵察であることがわかった。人類存亡の危機である。地球防衛軍は総力を挙げて迎え撃つ。しかし、火星軍の戦闘機の動きを把握することすらままならない。火星軍は、地球防衛軍の戦闘能力を遥かに超えていた。

《追伸》2021/05/19
UFOは実在する
米国防総省で未確認飛行物体(UFO)に関する情報を収集し分析するプロジェクトチームの元当局者が、米CBSテレビの番組で「UFOは実在する」と明言した。同氏は、米軍の諜報作戦に長年従事したあと、2008年に国防総省の「先端航空宇宙脅威特定計画」(AATIP)に加わり責任者を務めた人物。同氏は「焦点は、一体何者でどういう意図があり、どんな能力を持っているかだ」と述べた。
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[2020/12/18]
ノートふせん&ボールペン
特に目的があって文具店に寄るわけではないが、ただ文房具が並んでいる空間が好きなのだ。子供のころ、親が文具店を営んでいたので、その頃の記憶が頭の片隅にある。当時は、クラシックなデザインのノートを平積みで置いていた。今は、カラフルでいろいろな機能の文具が、溢れんばかりに並んでいる。今回、見つけたKOKUYOの「ノートふせん」もそんな中のひとつである。何となく見て回っていると、ふっと目に入ってきた。上右の写真のように、これまでは前にノートしていた情報に後日追加する情報が出たとき、その情報を別紙に書いて貼り付けていた。この「ノートふせん」は罫線があり書きやすく、そのまま余白に貼り付けられる。それにミシン目できれいに折り曲げられ、次の情報を邪魔しないのもいい。これはありがたい。

ボールペンのコーナーを見て回っていると、ノック式のバイオレット色が目についた。手に取ってよくよく見ると「エナージェル・エックス」だった。これはいいのが見つかった。これまでエナージェルのラインナップにバイオレット(BLN105-V)が無かったので、早速購入した。またまたノートするのが楽しめそうだ。
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[2020/12/14]
お帰りなさい!はやぶさ2!

「はやぶさ2」が6年の旅を終えて元気に帰って来た。いつもながら、チームにとっては、どの一つをとっても高度で困難な作業の連続だった。3億キロ先のわずか900mの小惑星で、二回のタッチダウンを成功させ、試料の採取に成功した。JAXAは今回のミッションでイオンエンジンや自動航行ロボットなど惑星間航行の高い技術を確立し、世界のトップに立った。そこにはトラブルの連続だった「初代はやぶさ」を帰還させた貴重な経験が生かされていた。いずれの成功も、日本人ならではの粘り強さと緻密な頭脳が、知恵と工夫と技術力で勝ち取ったものだ。

 

今回のミッションで最も困難だったと思われるのは、やはり2回のタッチダウンによる試料採取ではなかったろうか。想定外の岩だらけで着地する場所が見つからない。この試練にチームは1万個の岩を徹底観測し立体地図を作成したという。そして見つけた平地はわずか6m。これでは「はやぶさ2」に設計された能力では対応できない。しかし、ここからさらにチームは粘り強さを発揮する。機体を徹底的に見直し、シミュレーションを重ね見事に成功させる。更に地下物質採取ではまたしても岩が着地を阻む。ここも培ってきた経験とシミュレーションを重ね成功させた。

 

こんな話も耳にした。「ほとんど“無”に近い精神状態だった」。ここまで到達するともはや高僧の“悟り”の世界である。私は「はやぶさ」や「はやぶさ2」のチームがひとつの生命体に思える。個々人の素晴らしい能力が細胞であり、その細胞が集まって、チームという生命体を作り上げ、偉大な仕事を成し遂げた。「はやぶさ2」にしても、一つの生命体と言える。探査機はどんな小さな部品も、それを作った人の魂がこもっている。部品ひとつひとつが細胞であり、それが集まりで探査機という生命を得る。まさに「チーム」と「はやぶさ」は、心の通う家族のつながりである。

 

「はやぶさ2」は、地球から22万キロのところで“玉手箱”を我々に送り届けた。そして次の目的地の小惑星「1998KY26」へ向かう軌道へ舵を切った。「はやぶさ2」チームの血のにじむような努力で、燃料はまだ半分近く残っている。今度の航海は、上層部から“税金の無駄遣いになるような危険は冒すな”などという圧力もかかるまい。言ってみれば期待に応える仕事をし終えたサラリーマンの定年退職後の第2の人生である。新しい小惑星には、またみんなが驚くような発見のご褒美が待っているかもしれない。今度は100億キロ、11年の航海をゆっくり楽しんでほしい。そのためにもチームの見守りと同時に我々も応援していきたいものだ。

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[2020/12/06]
魚の脳、ザリガニの心臓

先日のテレビ番組「又吉直樹のヘウレーカ!」で“釣りは科学でうまくなる?”というテーマで放送があった。その内容は魚の“嗅覚”や、自分の周囲を把握する“側線”、あるいは周りに危険を知らせる“警報物質”の放出など興味深いものだった。中でも注目したのが、魚の脳の働きだった。魚には学習能力があるという。例えば迷路を解く、スイッチを押せばエサが食べられるなど、我々のやっている学習はたいていできるそうだ。更に驚いたのは、魚にもストレスがあるらしく、人間用の“抗うつ剤”や“抗不安剤”が効くという。

 

さて、その魚の脳であるが、種類ごとに少しずつ形が違っている。それは生き方の違い、行動の違いによって脳の発達する部署が違うのだ。上の画像で確認してもらいたい。“タチウオ”は“内耳・側線葉”が、“ハモ”は“嗅覚”が発達。活発に動き回る“マサバ”は目からの情報を処理する“視蓋”が発達している。“クロダイ”は、複雑な地形の環境に住むため、空間認識に優れ“終脳”が発達している。危険から身を守り、生き抜いて次の世代に命をつなぐには、それぞれが高い能力を持っている。

 

また別の番組だったが、クイズ番組でこんな問題が出されていた。『この中で心臓がないのはどれ?』。三択問題で、カニとナマコともう一つが選択肢として示された。答えは“ナマコ”だった。ということで3年ほど前、私がノートしていた“ナマコ”に関する情報を開いてみた。確かに“ナマコ”には心臓がないとなっている。それどころか、ナマコには脳、目、耳、鼻、舌などおよそ動物を特徴づけるものがほとんど無い。問題の心臓であるが、ナマコは生きていく上でエネルギーをほとんど使わない。そのため酸素を使わないので心臓がいらないのだという。

 

クイズで出題されたもう一つの選択肢“カニ”であるが、カニの心臓などこれまで考えたこともなかった。そう言われればあって当然なのだが、もう少しカニのメカニズムを調べてみようと図書館で資料を探したが見当たらなかった。やっと見つけたのが“ザリガニ”(エビの仲間)の内臓の図である。これを見ると心臓はもちろんだが、肝臓、胃、腸、筋肉など、人間と変わりない臓器が備わっている。恐らくカニも似たようなものだろう。考えてみれば魚やエビ、カニは人間の大先輩である。言ってみれば“人間の方が魚などに似ている”と考えるのが正しい。
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