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映画「アイ・ロボット」 | 映画のページへ | 随筆のページへ | トップページへ |
「サロゲート」 2009年/米 監督:ジョナサン・モストウ 出演:ブルース・ウィリス ロザムンド・パイク 身代わりロボット「サロゲート」がすべてを代行する社会・・・・それは、人類が待ち望んだユートピアのはずだった |
2010・01・11 ロボスクエア(福岡市百地浜) ロボスクエアで開催された「ロボット・バトル大会」の様子。 ロボットの大きさでORCリーグとARCリーグに分かれ、それぞれのリーグ戦を勝ち抜いていく。勝ち上がった4体づつが、決勝トーナメントを戦い優勝を目指す。遠くは関東から参戦したロボットもあった。 二足歩行はもちろん、倒れたら即起き上がり、ジャンプし、走りまわる。相手と対戦する時に見せる、ちょっと腰を落とし、斜に構えたポーズは、ちょうどブルース・リーが敵と対戦するときの姿を思わせる。 勝ったロボットは、両手を天に突き上げ勝ち誇り、負けたロボットは、床を拳で叩いて悔しさを表現する。 二足歩行ロボットは、もうこんなに身近なものになった。 |
ロボスクエアに掲示されていたロボット開発の歴史 |
1969年 | WAP−1 | ゴムの筋肉を伸び縮みさせて歩くロボット。日本ロボット研究の草分け。 | 全高:89cm 重量:2.2kg |
早稲田大学・加藤一郎研究室 |
1973年 | WABOT−1 | 世界初の人間型知能ロボット。歩くだけでなく、耳と目を持ち対象物を認識できる。 | 全高:190cm 重量:120kg |
早稲田大学・生物工学グループ |
1979年 | WL−9DR | 世界で初めて1歩10秒ながら、人間の歩きの動作をほぼ再現。 | 全高:100cm 重量:40.7kg |
早稲田大学・加藤一郎研究室 |
1984年 | WABOT−2 | 楽譜を目で読んで電子オルガンを演奏するミュージシャン・ロボット | 全高:189cm 重量:83kg |
早稲田大学・μ研究グループ |
1985年 | WL−10RD | 1歩1.3秒世界初の動完全歩行を実現。斜面や階段も昇降できる。 | 全高:140cm 重量:83kg |
早稲田大学・加藤一郎研究室 |
1986年 | WL−12L | でこぼこ道でも障害物があってもバランスを崩さず歩き続ける。 | 全高:180cm 重量:120kg |
早稲田大学・加藤一郎研究室 |
1997年 | WABIAN−R | ダンスを踊ったり感情を表す歩行ができる。 | 全高:189cm 重量:136kg |
早稲田大学・高西信夫研究室 |
2010・01・30 ルビコンへ |
今度のバンクーバー五輪のフィギュアだが、コントロールをやめてくれないか。前回のトリノでは、安藤美姫選手を15位と叩き潰し、一方で荒川静香選手に日本選手唯一のメダル、それも金メダルを目の前で取らせた。今回の経過を見ていても、安藤選手はGPファイナルのSPで首位に立ったところまでで、それ以降じわじわと君がコントロールしてきているのを感じている。全日本では、すでに代表選手には決定していたものの、4位に終わり、安藤選手自身が「内定者としてふさわしくない演技」と言ったほどの出来だった。ダークホースの鈴木明子選手を入れたのは、どういう思惑か。まさか、キム・ヨナ、浅田真央、鈴木明子を表彰台に上がらせ、安藤選手ひとり涙させるのではないだろうな。全日本の成績が、バンクーバーの暗示ではないことを祈っている。もう一度言う。頼むからコントロールをやめてくれ。 |
2010・02・26バンクーバー 安藤美姫選手・5位 まずは、ルビコンへ礼を言う。ありがとう。安藤選手は、その力をよく発揮し、悔いのない五輪であったと思える。SPでは、全日本のイメージを彷彿とさせ、最後もそれを踏襲したと思えるが、それはもう言うまい。 とにかく、フリーをノーミスで終って、今季自己最高点を出し、持ち味も充分発揮できたと思う。安藤選手の「スケートしていてよかった」という一言に尽きる。更に「4年前より、自分なりに成長できた」と言っている。苦しい時もあったろうが、精神的に負けることなく、よくぞ滑りきってくれた。 |