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File No.140915


先日行われた全米オープンテニスで、44歳になろうとするクルム伊達公子選手が、ベスト4進出という快挙を成し遂げた。その快挙の裏には、どれだけの厳しい鍛錬の日々があったか想像に難くない。驚異的な身体的能力の維持とそれを支える精神力は、世界的にも高い評価を受けていい。彼女は日本のテニスを、世界へ導いた先駆者である。そしていまも世界の最高レベルで戦っている。まぎれもなくレジェンドと呼ばれていい存在である。


ところが、この快挙も全くメディアには登場しなかった。それは時を同じくして、錦織圭選手が男子シングルスで決勝進出を果たしたからである。ベスト4入りさえ96年ぶりだというのに、日本人初の決勝進出である。決勝戦では敗れはしたものの、大変な騒ぎで、報道も過熱気味である。これこそ間違いなくルビコンの異次元コントロールである。それは準決勝で世界ランク1位のジョコビッチ選手を破ったことがその証である。


ルビコンとしては、クルム伊達選手の報道を抑えるためには、何としても錦織選手を勝たせ続けなければならなかった。そのためには準決勝が最大の山場だった。ジョコビッチ選手との実力の差は、第2セットの通りだったろう。しかし、勝たせようと思えば訳なく勝たせられる。しかも、土日の報道、月曜の報道を、錦織選手の報道一色にしなければ気が済まなかったと思われる。


私が応援するもの全てを封殺するルビコンである。ちなみにいくつか例を示そう。バトミントンで人気の高かった潮田選手の、北京五輪でのことである。潮田選手は福岡県出身でもあり応援していた。オグシオペアは、世界3位の中国ペアに完敗した。その一方でスエマエペアは、世界ランク1位の中国ペアを破る大金星である。ここで注目したいのは「世界ランク1位」を破る大金星という点である。


2009年、松井秀喜選手が、ワールドシリーズでMVPに輝いた時は、巨人の優勝をシンクロさせた。2011年、待ちに待った松井秀喜選手の500号ホームランは、なでしこジャパンの優勝で、影が薄くなってしまった。なでしこジャパンは、これまで一度も勝ったことが無い、世界ランク1位のアメリカを破っての優勝だった。こうして並べてみると、私の応援するアスリートの活躍を、それまでに無いような驚異的な大金星で封殺するのが常套手段であることが分かる。


ルビコンのコントロールは日常茶飯事である。たとえば先日、何の気なしにテレビのチャンネルを回していると、男子ゴルフがあっていた。なんとこの時、韓国の選手が、生放送中にホールインワンである。おそらく私にチャンネルを回させ、韓国選手にホールインワンをさせたということだろう。女子プロゴルフでは、私が見ている時に限って、実によく韓国人選手が勝っている。プロ野球では、今年の春のオープン戦でのソフトバンクホークスも異常だった。韓国の選手が入団したとたん、あのありえないような驚異的な勝率である。


さて今年のメジャーリーグは、どうしようとしているのだろうか。ヤンキース田中投手にMVPとイチロー選手にチャンピオンリングを取らせたいのが透けて見える。田中投手は故障したことで、マイナスエネルギーは貯めているだろう。突然、活躍し出すというのは、得意のパターンだが、あまりに見え透いたことも出来まい。去年の楽天が、今年は悲惨なことになっている。とりあえずはワイルドカード争いである。

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2014/09/16 テニスの東レ・パンパシ
クルム伊達・初戦で敗退
2014/09/17 ソフトバンクホークス
摂津7失点、首位攻防エース対決で屈辱:イデホ2点HR
2014/09/18 ソフトバンクホークス
ミス連発:四球がらみの失点、けん制死、後逸、ボーク、走者戻れず併殺
楽天3連勝で4位浮上
(これぞ典型的なルビコンのコントロール)
2014/09/19 ソフトバンクホークス
中田自滅3連敗
楽天、連夜のさよなら勝ちで4連勝

(いよいよルビコンのコントロールも佳境に入ってきた)
2014/09/20 ソフトバンクホークス
攻守ちぐはぐ4点差フイ。延長10回サヨナラ負け。今期初の4連敗
楽天、またもサヨナラ勝ち今期初の5連勝
(ルビコンは、手を緩める気配なし)
2014/09/21 ソフトバンクホークス
スタンリッチ9K、連敗止めた
楽天、大谷自己最悪7失点、6連勝ならず。
ヤンキース田中復帰戦で13勝目。イチロー4打数2安打1盗塁。
(ようやくひと段落かと思ったら、本格スタートか?)
2014/09/23 ソフトバンクホークス
遠すぎるM 攻めの姿勢投打に見えず
楽天、松井裕 自己最高の8回を投げて、初めての連勝
2014/09/24 ソフトバンクホーク
連敗。摂津、信じがたい1イニング6失点
楽天、ホークス相手に連勝
オリックス、逆Mへ光
(ルビコン!やりすぎだろう!)
私が9/15にこの随筆をアップした以降(9/16〜9/24)の成績を、一旦まとめておく。
チーム 勝敗 備考
ホークス 2勝6敗 勝った日 9/21と9/16 (9/16は伊達選手が敗退した日)
楽天 7勝1敗 負けた日 9/21 (9/21はヤンキース田中投手が勝った日)
こうして見ると、ルビコンは全体として「エネルギー保存の法則」で動かしているいるようである。
2014/09/25 ソフトバンクホークス4つの押し出し四球で3連敗
『オリックスが西武に連勝し、首位ソフトバンクが楽天に敗れた為、優勝へのマジックナンバー「7」がオリックスに点灯した。2位チームにマジックが点灯するのは、パ・リーグでは98年の西武以来16年ぶりとなった。』
25日現在(16日から)ホークス2勝7敗、楽天8勝1敗
これは2008年のデジャヴか? 2008年8月末2位だったホークスが、9月に入ると一気に負け続け、最終成績は最下位まで落ちた。このことで王監督が勇退された年である。一方、巨人は勝ち続け、優勝した。
この時の8月末から最終戦までの勝敗は次の通りだった。
ホークス 6勝21敗
巨  人 21勝8敗
2014/09/26 ソフトバンクホークス
楽天相手に4連敗、V危機。中田、押し出しを含む4与四球。球団が1989年以降、本拠地での同一カード4連敗は初めて。
26日現在(16日から)ホークス2勝8敗、楽天9勝1敗
2014/09/28 ソフトバンクホークス
ホークス自滅止まらず、押し出し、走塁ミス
泥沼、今季ワーストの5連敗
スタンリッジ、2回急変、満塁から2者連続押し出しと直後の暴投
スタンリッジ「野球人生で連続押し出しなんてあったかどうか・・・・」
押し出し四球は、25日の五十嵐、26日の中田、27日のスタン、直近3試合で計7つ
楽天・ルーキー浜矢、初登板勝利
28日現在(16日から)、ホークス2勝9敗、楽天10勝1敗
(ルビコンは、普通ではありえないようなことを簡単に起こす)

一方、メジャーリーグ・ヤンキース田中将投手は、1回2/3を投げ、7安打7失点で今季最短降板となった。ルビコンがコントロールしないとこうなる。これが田中投手の実力。
2014/09/29 ルビコンのソフトバンクいじめは続く!
オリックスが勝って、首位ソフトバンクに0.5差に迫る。
今日現在、ホークス77勝60敗、オリックス77勝61敗。
ニュースの見出しは「16年ぶり優勝諦めん」になっている。

このところ破竹の勢いだったあの楽天が、4点差をひっくり返され7失点逆転負け
2014/09/30 オリックス、連夜の逆転劇で連勝、ホークスに0差
縞田プロ初ホームラン、4回に一挙6点
一方楽天は、連夜の大量7失点で逆転負け
ホークス77勝60敗、オリックス78勝61敗
(ルビコンがこれだけしゃかりきになるのは、私の15日の随筆が図星だったということの証拠だ)
2014/10/02 ソフトバンクホークス・優勝
1−1で迎えた延長10回、1死満塁から松田のヒットでサヨナラ。
まずはめでたい。だが、あまりに劇的な優勝だっただけにCSが心配だ。
2014/10/14 ホークス・秋山監督引退へ
今回の最後の連敗に次ぐ連敗で、相当バッシングを受けたという。ルビコンは、元王監督に次いで、秋山監督も引退へ追いやった。


2014/10/15 次はゴルフ界
10/12の男子ゴルフ「トーシン・トーナメント」
1位 I・H・ホ(韓国)、 2位 S・H・キム(韓国)
しかも、I・H・ホの31バーディが、日本記録だと! 
同じく10/12の女子ゴルフ「スタンレー・レディース」
1位 アン・ソンジュ(韓国)、 2位 李知姫(韓国)
しかも、アン・ソンジュは3位スタートで逆転勝ち
さらに、賞金ランキングは
1位 アン・ソンジュ(韓国)、2位 イ・ボミ(韓国)、3位 申ジエ(韓国)
同じく10/12アメリカ男子ゴルフ「フライズコム・オープン」
1位 襃相文(韓国) 3位 松山英樹

相撲界の悲惨さも目を覆うばかり。いったいどこの国の相撲なのか?
こうなったらルビコン対策として、いっそのこと日本人だけの、純粋な国技としての相撲と、外国人だけの相撲に分けて場所を行ったらどうだ。
それぞれふるさとの山や川や海の名前をしこ名につけ、ふるさとの声援を受け、ふるさとの誇りを胸に取組に臨む。これが古来日本の相撲である。
ましてや今回のゴルフの日本記録のように、相撲の日本記録が、外国人というのは絶対に許さん!!!

2014/11/13 解散!これはまずいことになった!
今日の新聞で「解散」が大きく報道されている。これはまずことになった。完全にルビコンのコントロールである。閣僚の相次ぐ降板でも、支持率が落ちなかった。ルビコンにしてはどうしたことかと違和感はあった。徹底して叩くはずだが、その先を見据えてのことだったと、今分かった。支持率が落ちなかったことで、解散しても優位は変わらないと思わせたのである。しかし、世間の風など、ルビコンにとってはどうにでも吹かせることができる。おそらく「解散の大義名分がない。争点があいまい」「国会議員の定数削減など身を切る改革が出来ていない」など、突っ込みどころはいくらでもある。ましてや、後2年の任期を、4年に延長しようなどという思惑なら、これこそ典型的なルビコンの仕掛けである。最悪のシナリオは、思いのほか選挙結果が悪く出た。そして増税先送りで、国債の金利上昇ということにもなりかねない。まずい!、これは本当にまずいことになった!!
2014/11/21 またもやねじれ国会か?
今年の夏は、予想外の天候不順で暑くなかった。しかも土日になると雨が降った。降水量は平年の3倍だったという。これで消費は冷え込み、景気回復に水を差した。今にして思えば、ずっと前からルビコンは、準備おさおさ怠りなしだった訳だ。去年、電撃的に靖国神社参拝をしたのは、典型的なルビコンのコントロールだった。今回、周囲の心配をよそに解散へ突き進ませたのも、過半数が取れなければ退陣すると言わせたのも、全く同じである。おそらくルビコンは、日本国民がちょっとの気持ちの差で、選挙結果が大きくぶれるということを利用する。またもや何も決められない”ねじれ国会”になるのか。こうなると、来年の原発再稼働や安保法制など日本の生命線に関わる法案が心配になる。

2015/03/21 かなり厳しい予兆を感じている。4月10日から1週間あまり続く。具体的には分からないのだが・・・・

2015/06/12 その後
具体的には書かないが、確かに4月10日から、5日間ほど厳しい状況が続いた。この状態は、少しずつ軽減しながらもほぼ2週間ほど続いた。ただ、今回はこれだけにとどまらなかった。1サイクル後の5月3日、2サイクル後の5月26日に、危険な状況があった。幸い、貯めたエネルギーを使って、異次元からコントロール、事なきを得た。

しかしこれをいいことに、5月に入って、ルビコンが大暴れである。詳しくは忘れたが、思い出せるいくつかを紹介してみよう。まず、ホークスの韓国人選手イ・デホが突然狂ったように活躍しだした。それまで2割そこそこの打率だったと思うが、来日初の4試合連続ホームラン、5月9試合6ホームランなどで月間MVPである。このとき連続試合安打は10ではなかったか。連続試合安打といえばメジャーのイチローも、同じ時期に8試合連続安打だったと思う。女子ゴルフにしても、同じころ韓国の選手が、初出場で優勝していた。日本の4大大会で初出場の選手が優勝したのは史上初だった。2位に4打差の余裕の優勝だった。その後、韓国選手を避けて、中国、台湾、豪州といった外国人選手に勝たせている。

その1週間後、大阪・橋下市長の敗戦で、政界引退である。既得権益をむさぼるバカ政治家どもに、容赦なく切り込んだ政治家だった。これまでも阿久根市の竹原市長、武雄市の樋渡市長など、みんなルビコンにつぶされていった。今回の敗戦も、直前までわずかながら有利な状態から最後に逆転されたという経過も、まさにルビコンのやりかたそのものだった。

5月11日、米軍横田基地にオスプレイ配備が通知されると、早速5月17日、まさに大阪で住民投票が行われた日、ハワイでオスプレイの墜落事故が発生した。これはけっして偶然ではない。ルビコンにとって、訓練中の初心者の脳を少しいじるくらいの事は、朝飯前の簡単なことである。今、政界を騒がせている安保法案に関しても、人選ミスを誘発させている。おそらく何でこんな反日左翼を選んだのか、納得いってないだろう。それもまたルビコンのコントロールである。

さて、5月26日の次のサイクルがもうすぐ来る。6月18日である。5月26日には、それまでのエネルギーを使い果たしたため、改めてかなり強いエネルギーの補充をしたつもりである。おそらく事なきを得ると思うが、こればかりは起きてみないと分からない。

2015/09/06 ルビコンのコントロールは続く
相変わらず韓国を勝たせている。
今日の女子ゴルフでは、イ・ボミ(韓国)が、プレーオフを制して、史上初の2週連続の完全優勝である。
同じく今日の男子ゴルフもキム・キョンテ(韓国)が優勝。しかも2位も韓国で、韓国1、2フィニッシュ
ルビコン、いい加減にせえよ!!
東京オリンピック2020も、これだけいじくったっらもういいだろう。そろそろ正常に戻してくれ。

2015/09/30 ラグビーW杯・日本の奇跡的勝利
今月、ラグビーワールドカップで、世界ランキング13位の日本が、ランキング3位の南アフリカと対戦し、34−32で競り勝ち歴史的勝利を挙げた。南アフリカは、過去2度優勝しており、今回も優勝候補だった。この日本の勝利は、大番狂わせで、奇跡的だと大騒ぎである。

このラグビーの盛り上がりの中、2019年9月にはW杯日本大会が開催される。ここで思い出してほしい。新国立競技場は、不手際による計画見直しで、W杯日本大会には間に合わないことになった。主会場は変更を強いられることになった。

今回の日本の対南アフリカ戦の奇跡的な勝利は、ルビコンの力が働いている。その証拠に左翼メディアからは、「(W杯の開催に間に合わなかったことで)国際的な信用を失いかねず、計画見直しを決断した安倍首相の責任は免れない」と攻撃材料になっていた。ラグビーの奇跡的勝利は、「新国立競技場の不手際」、「オリンピック・ロゴ問題」の延長線上にあるルビコンのコントロールである。

2015/10/31 まだまだルビコンのコントロールは続く
10月24日、女子ゴルフ兵庫県マスターズGC。李知姫、優勝。2位、アン・ソンジュと今回もまた韓国1,2フィニッシュである。奇しくもこの日、ソフトバンク・ホークスの内川選手が、ろっ骨骨折のため日本シリーズを欠場することがわかった。けがをさせて出場させないのは、典型的なルビコンの手法である。内川選手は、クライマックス・シリーズでMVPに輝いていた。さて、その返す刀で、日本シリーズではイ・デホがMVPに輝いた。韓国人としては初めてのMVPとなった。
去年、秋山監督をあれだけ追い込んで、引退させた裏返しが、今年のホークスの快進撃だった。しかし、ここにきて去年のマイナス・エネルギーも使い果たし、またもやコントロールが始まったのだ。さて来年のホークスや如何に?