韓国政府の無能ぶり

韓国政府の無能ぶり

これは去る７月７日韓国の国会運営委員会での、大統領側近である金大統領府秘書室長と、質問者である野党の朴院内代表との質疑応答である。

朴代表:	キム室長。セウォル号の事故当日、朴大統領に書面報告を１０時にしたという答弁がありましたね。
金室長:	はい。
朴代表:	その際、大統領はどこにいましたか？
金室長:	私は、はっきりと分かりませんが、国家安保室で報告をしたと聞いています。
朴代表:	大統領がどこにいたら書面報告(をすることになるの)ですか？
金室長:	大統領に書面報告をするケースは多いです。
朴代表:	『多いです』…？　状態が緊迫していることを青瓦台(大統領府)が認識できていなかったのですか？
金室長:	違います。
朴代表:	ではなぜ、書面報告なんですか？
金室長:	正確な状況が…。そうしたと…。
朴代表:	大統領は執務室にいましたか？
金室長:	位置に関しては、私は分かりません。
朴代表:	秘書室長が知らなければ、誰が知っているのですか？
金室長:	秘書室長が大統領の動きをひとつひとつ知っているわけではありません。
朴代表:	(当日、日中の)大統領のスケジュールはなかったと聞いていますが。執務室にいなかったということですか？
金室長:	違います。
朴代表:	では、なぜ分からないのですか。

私は、旅客船沈没事故についての随筆で次のように書いた。

『さて今回の沈没事故において、パク・クネ大統領は、どう動いたのか。そこが非常に知りたい情報だった。だが2週間経っても、3週間経っても、大統領府の情報がまるで入って来ない。わたしは、てっきり、これは情報が隠されていると思っていた。しかし最近やっと分かった。情報を隠していたのではなく、何もしなかったから情報が無かっただけだった』

ところが今回の韓国国会の質疑応答は、私の推測を遥かに超える無能ぶりだった。今まさに多くの命が失われようとしていた時、大統領の秘書室長さえその居場所が分からなかったのである。現場では”死”が迫り必死で救助を待つ人を前に、それぞれの立場でいがみ合い見殺しにした。こんな時こそ、大統領の強い権力の下、迅速かつ適切な指示により、被害を最小限に食い止めなければならない。それが７時間にわたって、居場所さえ分からず、この緊急事態に書面で報告である。これでよくもしおらしく遺影に献花し、会見で涙が流せたもんだ。パク・クネ大統領は、側近や閣僚らの多くとの意思疎通ができない"不通大統領"だと批判されているという。側近の意さえ汲み取れないのに、日本の意が汲み取れるわけがない。

竹島は日本の領土!!!

華夷一覧図(1806年)

反日左翼・朝日新聞が、32年目にしてやっと｢吉田証言｣がウソだったことを認めた。朝日新聞の誤報によって、どれだけ日本が世界から貶められたか、その国益の損失は計り知れない。しかも、朝日新聞は今回、言い訳ばかりで、謝罪など一切していない。それどころか自分を被害者扱いである。朝日新聞は｢百害あって一利なし｣、日本にはいらない、日本にはあってはならない新聞だ。さてそのウソに振り回された｢慰安婦問題｣だが、今年6月韓国で、米軍基地の元慰安婦たち122人が、韓国政府に対して損害賠償訴訟を起こした。「韓国政府は米兵相手の慰安婦制度を作り、自分たちを徹底的に管理し、過酷な売春をさせた」というのである。30年以上にわたって続いた慰安婦制度で、累計10万人が売春をさせられたという。日本に対し何が何でも許さないとして、外国にまで慰安婦像をつくった韓国である。パク・クネ大統領は｢歴史と向き合わない国に未来はない｣などと言っていたが、この問題とどう向き合うのか。

日本の価値観を正しく理解する評論家・呉善花さんはこう言っている。

『外交や政治問題があっても、民間交流や文化交流があれば日本と韓国はいつかは通じ合えるといわれ続けています。･･･日本人の多くが話し合えば通じ合えるといわれますが、通じ合えません。政治的な駆け引きで勝つか負けるかしかありません』

韓国政府は無能であるが故に、国内をまとめるのに｢反日｣を掲げ、メディアもそれをあおる。"親日"というレッテルを張られれば、袋叩きにあう。韓国政府は、それを抑える力も無ければ、気力も無い。反日が蔓延するなか、最近の世論調査では、韓国人4人のうち、3人は日本が嫌いという結果がでている。さらに呉善花さんはこう言っている。

『韓国は今、中国にべったりとひっつこうとしていますが、日本は無理に今のような韓国と付き合おうとせず、「それならば結構です」といったん、距離を置いた方がうまくいくと思います』

慰安婦問題にしても、韓国政府は｢挺対協｣の言うがままである。全てにわたってコントロールする能力など無い韓国政府は、当事者足り得ないのである。どこかの知事が、へらへらしてパク･クネ大統領と会見していたが、ヘドがでる。呉善花さんの言う通り｢それならば結構です｣と、"放っておく"のがベストである。

島根県隠岐郡隠岐の島町竹島

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