千年属国・韓国 随筆のページへ

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File No.130625

「事大主義(じだいしゅぎ)」という言葉の意味は「自分の信念をもたず、支配的な勢力や風潮に迎合して自己保身を図ろうとする態度・考え方」となっている。黄文雄著「韓国は日本人がつくった」にはこう書いてある。『五百年以上にもわたって半島に存続した李朝朝鮮が韓国人に植えつけた"事大主義"と"奴隷根性"は、現在の韓国人の血となり肉となっている。作家であり思想家でもある李光洙は李朝の成立によって歪められた韓民族の民族性を次のような言葉で表わしている。虚言、詐欺・・・阿諛(あゆ)迎合・・・大勢従応、無知、悪口、卑屈、・・・。近代韓国人の民族形成に属国根性がいかに大きく影響し、それが身に染み込んでいることがわかるだろう。・・・・朝鮮半島の一千年にわたる国策は事大主義にほかならない。そして生まれたのが"千年属国"の民族性だ』。韓国のパク新大統領は就任早々、日韓関係を「加害者と被害者という歴史的立場は、千年の歴史が流れても変わることはない」と言った。なるほど、朝鮮半島の歴史を見るに、千年にわたって自ら進んで属国となり、阿諛(あゆ=へつらうこと)迎合してきた民族であるから、この後千年の時が流れても、奴隷根性は克服できないと、大統領自身が言っている。納得した。

「韓国は日本人がつくった」には19世紀の李朝についてこう書いている。『李朝はどこかの国から買収合併を受けるか、どこかの国の属国になる以外、国家財政を維持する資金はなかった。列強から借款するための抵当になるような鉱山や土地といった資源もほとんどなかった。そこで日本が助け舟を出したのである。崩壊寸前の韓国をもらい受け、年間15%〜20%の歳出を補てんしながら半島の民生をはかったのだ』。つまり、日本国民の貴重な税金の多額を投入して、朝鮮を救ったのである。またアメリカの朝鮮史家グレゴリー・ヘンダーソンは「朝鮮の政治社会」のなかでこう書いているという。『李朝は経済的破産と崩壊の寸前であった。軍事力はほとんどなく、政権の分裂と内紛で行政は麻痺状態となり、慢性百姓一揆の気運に脅かされていた』。そう言えば、現在放映されている韓国の歴史ドラマでも、特権階級が、平民から搾取・横暴の限りを尽くしている。言ってみれば、現在の韓国もそう変わっていない。ごく一部の大企業だけが儲けて、生活に苦しむ市民との格差が広がるばかりである。また大抵の大統領が政権終盤には、汚職にまみれている。この図式も千年変わっていないようだ。

『朝鮮半島の資源で唯一活用できるのは水であった。朝鮮総督府は、水力発電を利用して総合的な国土開発を行おうと試みた。・・・朝鮮半島では大規模な電力開発が可能となり、実に画期的な事業となった。』。これは電力のケースだが鉄道でも、『朝鮮半島において東西南北に貫通する鉄道の出現は、政治的、軍事的、社会的だけでなく、人文地理的にも大きな変化をもたらしたのである。それはこれまで社会的に閉じ込められていた自給自足生活から脱却を促し、産業を発展させた。さらに日本から新しい技術、ヒト、モノ、カネという資源・情報の流入などをもたらしたのだ』。電力や鉄道の他にも道路、港湾、空港、治水などインフラの建設で、1927〜33年3億円台だった工業生産額が、40年代には40億円を突破し、朝鮮半島は農業社会から工業社会へ変貌をとげたという。こうして日本の巨大な予算が朝鮮半島に投入された結果、今があることを韓国はきちんと理解しなければならない。ところが、現在の日本に対する貿易赤字すらも、"日本の搾取(さくしゅ)"だと、訳の分からんことを言っているくらいだから、正しい歴史認識など韓国に出来るわけがない。要するに韓国は「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、すべて日本人が悪い」と言っているに等しい。この奴隷根性を、民族として恥ずかしいと思わないのか。千年経とうが、韓国と日本の歴史認識は、絶対に一致しない。

「ねえオバマ君、パクちゃんはね、安倍君はとても悪い子だと思うの。ねえ、ねえ、そうでしょ」と云いつけようとしたが、「安倍君のことなら、安倍君と話してくれよ」とオバマ君から蹴とばされ、今度は「パクちゃんちはね、ずっと昔から家来だったんで、また習君の家来になろうと思ってるんだ」ときたもんだ。民族に沁み込んだ千年属国の根性は、今だ健在である。ことほど左様に韓国のパク・クネ新大統領の外交力の無さは目を覆うばかりである。一方、内政に至ってはこれまた輪をかけて"無為無策"状態である。「国民の幸福」を訴えて大統領になってはみたものの、政権の基盤すら固まらない無能ぶりである。就任直後から支持率は急降下し、歴代大統領の最下位という始末だ。先日、日韓通貨スワップで、期限のきた30億ドルは延長せず終了となった。片山さつき氏は「日韓通貨スワップの実質は、日本による韓国への信用補完です。日本から延長をお願いする筋合いはありません」と話した。これに対し、韓国が何と言ったかというと「日韓双方にメリットがある」「日本は韓国に"物乞い"をさせようとしている」などと、虚勢を張るのが精一杯だった。韓国のGDPは、日本の東京都のGDPにすら及ばない。さらに「日本側が政治的に利用しようとしている」ときた。靖国問題などで日本の内政にさんざん口を出して、外交問題にした韓国がよくも言えたもんだ。政治力もなければ外交力もないパク政権に、残された方法はただ一つ、せめて「反日」をあおるくらいしかない。よく、市民レベルの交流をしていけば、きっと理解しあえるなどと、安易なことを耳にする。市民レベルの交流は大いに結構だ。だが、「反日無罪」という非常識極まりない思想は、それとは全く違う次元のものである。新聞、テレビといったメディアがあおりたて、「親日」のレッテルを張られれば、売国奴で袋叩きにあう。政権が変わるごとに「反省と謝罪」を要求し、「ゆすり、たかり」を繰り返す。この脆弱な政権がまだ始まったばかりかと思うと目の前が真っ暗になる。


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嫌韓・反韓・呆韓・悪韓


黄文雄著

[改訂版]
「韓国は日本人がつくった」

2010年9月7日初版発行
発行所:ワック株式会社


(2013/05/26 新聞広告より)
韓国人こそ日本に謝罪し、反省すべきだ!
韓国人に教えたい
黄文雄著「日本と韓国の本当の歴史」(発行:徳間書店)

韓国を救い続けた日本、
日本を貶(おとし)め続ける韓国

○従軍慰安婦のウソが世界に拡散した理由
○日韓併合を自ら望んでいた朝鮮人たち
○破産寸前の朝鮮をまたたくうちに近代化した日本
○戦後日本の韓国支援まで難癖つける韓国人の神経




2013/10/10 韓国が犯した大罪
韓国はふた言目には「過去を直視せよ」と言う。では韓国にも自分の過去を直視してもらおう。韓国軍はベトナム戦争時にベトナム民族大虐殺を犯した。韓国の新聞社が発行する週刊誌に、次のように掲載されたという。「大部分が女性や老人、子供たちである住民を一か所に集め、機関銃を乱射。子供の頭を割ったり首をはね、脚を切ったりして火に放り込む。女性を強姦してから殺害。妊産婦の腹を、胎児が破れ出るまで軍靴で踏み潰す。トンネルに追い詰めた村人を毒ガスで殺す」。実際に被害に遭ったベトナムの人たちは「(韓国)海兵隊はまず村民のベトナム女性たちを集団で強姦し、その後で生きたまま井戸に放り込んで、命乞いをする彼女たちを無視して手りゅう弾を放り込んで殺すような残虐なやり方を好んで行っていた」と証言する。さらに「ライダイハン」という言葉を知っているだろうか。ベトナム戦争時に、韓国兵士によるベトナム人女性への強姦などで生まれた子供たちのことである。その数、数万人という説もある。戦争が終わって韓国軍が撤退した後、残された子供たちは「敵軍の子」として迫害を受けたのである。これもまた許されない非人道的行為である。これだけの残虐行為を犯しながら、先月ベトナムを訪問した朴大統領は、何の謝罪もしなかった。誠意のかけらもない韓国及び韓国大統領に「過去を直視せよ」という言葉を口にする資格はない。