教科書について | ||
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2001年版(扶桑社) |
西日本新聞・朝刊に「もの知りタイムズ」というコーナーがある。今日は(04/08)、大きく見開き2ページで「教科書」がテーマとなっている。"4月になり、新しい学校、学年で授業が始まります。教科書について考えてみませんか"として、年代を追って教科書の"あゆみ"を解説している。ところが内容を見ると「(2001年)新しい歴史教科書をつくる会の教科書」など、違和感を感じる記事がみられる。さらにこのコーナーに寄稿している大学教授をネットで調べてみると、「朝鮮学校の高校無償化を要請する教授たち」の中に名を連ねているようだ。そもそも私は西日本新聞を読んでいて、常々思想的に違和感を感じる記事が多々あり、不快に思っていた。昨日の社説では「私たちは今後も冷静・公正を旨とし自戒を怠らず、西日本新聞らしい主張を行っていきます」と書いていた。「公正」を旨とした記事かどうか、しっかり見極めていく。 |
さてその「新しい歴史教科書をつくる会」の“新しい歴史教科書”であるが、私は市販本として2001年に販売されたものと、2006年の改訂版を購入している。この市販にあたって、改訂本にはこう書いてある。
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2006年版(扶桑社) |
昭和27年・小学1年 国語(上) |
「八重山教科書問題」というのがある。これは八重山採択地区協議会(石垣、竹冨、与那国)が、中学公民教科書に育鵬社を選定したが、竹冨町だけ拒否し、違う教科書を採択した。教科書無償措置法では、同じ教科書を採択することを義務付けている。ところが再三にわたる文科省の指導にも従わないどころか、竹冨町は無償給付を要求しているという。領土問題の記述が気に入らないからと、自分のわがままを押し通し、カネだけは要求する。教育指導する立場にあるものが、正常な判断力すら持ちあわせていないとみえる。規律や秩序を教える立場にありながら、君が代斉唱という公式行事の場で、従わないという左翼教師がいるから、その程度のものかもしれない。法という決まりがあるからには、守らせなければならない。厳しい罰則を科さなければならない。もし思想信条が合わないなら、法そのものを変える努力をしなさい。それがいやなら去りなさい。それが筋ってもんだ。 |
この小学校1年の国語教科書は、昭和27年(1952年)のもので、私が使用したものである。丁度この昭和27年に、サンフランシスコ条約が発効し、日本が主権を回復した。今年4月28日は「主権回復の日」として、天皇・皇后両陛下のご臨席を賜り、政府主催の式典が開かれる。昨今の領土問題などを考えれば、日本の主権を改めて認識する日としてその意義は深い。日本近海に膨大な資源が眠っていることを考えれば、中国は尖閣諸島や沖縄どころか、日本全体の侵略も視野に入っていると思っていい。我々には、こういうことを「教科書」できちんと新しい世代へ引き継いでいく責任がある。 | 昭和27年・小学1年・国語(上) |
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2013・04・11 衆院予算委員会・質疑応答から |
今日(4/11)の新聞に、予算委員会の論戦の要旨が載っていた。それは日本維新の会の中山成彬氏が質問した現在の教科書検定制度についての問題である。中山氏の質問内容は「現行基準を早急に見直すべきだ」というものだった。これに対し安倍首相も「日本の伝統、文化の尊重や愛国心、郷土愛について書き込んだ改正教育基本法の精神が生かされていない」とその必要性を表明した。さらに下村文科相も「現状の課題を整理し、見直しを検討する。すばらしい伝統を誇る日本に生まれてよかったと思えるような歴史を教科書に書き込むことは必要だ」との姿勢を示した。私も教科書検定改革の必要性を強く感じている。自分が生きている国を貶(おとし)める左翼思想などもっての外である。 |
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