ルビコン川を渡る(2) 随筆のページへ

トップページへ

File No.120614

「ブレーンワールド」という本には、高次元の重力理論は、低次元の物質の理論に等しいということが成り立つのではないかと書いてあった。ホイーラーは「ビットからイット」理論で「意識は存在を決定する支配的な力となる」と言っている。これらを考え合わせると、今我々が目にしている世界は、高次元からコントロール(異次元からの制御)された結果を認識しているに過ぎないという考えも成り立つ。つまり我々は、ある特定の人物(仮称:ルビコン)の意識によって、支配されている世界を認識させられているということである。もちろん、これまで言ってきたように修正された未来が唯一の世界であって、枝別れした元の世界は存在しないという考えに変わりはない。コントロールされた現象については、以前から何度も書いてきたが、最近明らかにその兆候が認められる現象をまとめてみた。それは社会全体に及んでいるが、ここでは分かりやすいスポーツ関係だけにとどめておく。


まずはやはり、ルビコンが徹底的にコントロールしている松井秀喜選手について書かざるを得ない。今季二か月遅れのメジャー登場で、しかも背番号は「35」ということになってしまった。しかし、さすがはゴジラ松井である。デビュー戦で豪快な祝砲を打ち上げた。ところがルビコンは、これに合わせてソフトバンクから引き抜いた巨人・杉内にノーヒットノーランをやらせた。これは翌日のスポーツ面のトップをどの記事にするかということである。以前、松井選手がワールドシリーズでMVPを取ったときは巨人が優勝した。なぜ巨人がらみかというと、「55」の背番号を永久欠番にせず、新人に付けさせたところで、私は巨人と完全に決別したからである。松井選手の500号ホームランは、なでしこジャパンの優勝まで引き延ばされた。今季は復帰3試合で2発のホームランを打った。ところがその翌日、あの内野にコロコロころがして逃げ足の速い方が、事もあろうに連続2本塁打である。これは決して偶然ではない。今後もこのえげつないコントロールは続く。


去年までは、交流戦で稼いでいたソフトバンクが、今季交流戦では最下位になった。どうもルビコンは、なぜか4月初旬あたりは、コントロール出来ないらしい。今季開幕時、ソフトバンクは勝率8割という快進撃だった。ルビコンにとって、これは相当頭にきたようだ。そのお返しが、交流戦11試合勝ち星なしである。これは27年ぶりのことだったという。そこまでの交流戦の成績は、3勝11敗、勝率は開幕時の逆数2割だった。つまり、開幕当初の4月10日までの8勝を8連敗で全部吐き出させたわけである。4月11日の0-14の試合から完全にコントロールに入ったと思われる。実に分かりやすいなどと言っておれない。主力4選手が去り、小久保は2000本安打直前で戦列から離脱した。結果、巨人は首位とゲーム差なしになり、ソフトバンクはBクラスという惨状である。そこまでやるか。彼らはプロとして、生活がかかっている。一生がかかっているというのに、血も涙もないやつである。


次は女子バレーボール・世界最終予選を見てみよう。5月23日東京体育館で、日本チームは、韓国に1−3で破れた。韓国チームにとっては、2004年以来8年続いていた22連敗を止める勝利だった。これまで圧倒的な強さを誇っていた日本が、格下韓国にまるで手も足も出ない負け方だった。韓国チームはすべてうまく回り、日本チームはすべて空回りし、劣勢のまま点差は広がって行った。こういう普通ではあり得ない試合展開をぜひ覚えておいてほしい。連携ミスはでる、サーブは弱い、とにかく何をやってもうまくいかない。これぞ典型的なルビコンのコントロールである。「竹島」における汚いやり方、終わることのない反日ナショナリズム、これでは韓国が嫌いになるのは当たり前である。結局日本は4勝3敗、勝ち点12となり、セット率でかろうじて五輪出場となったものの、出場を決めた試合は、負け試合で"めでたさも 中くらいなり おらが春"だった。



今アメリカでは、バスケットボールのファイナルがあっている。今年はスリーキングスを擁するヒートと得点王デュラントを擁するサンダーの戦いである。私は、去年からヒートを応援している。というのも、レブロン・ジェームズが、キャブスから移籍してきたからである。ヒートは、去年レブロンとボッシュを獲得して、早速ファイナルまで勝ち上がった。しかし、残念ながら優勝を逃したばかりか、レブロンは相当たたかれた。しかも、相手方マブスは創立31シーズン目の初優勝だった。こういう極端なことをやる。今年もヒートは何とかファイナルまで勝ち上がったものの、カンファレンスセミファイナル第1戦で、ボッシュが腹筋を痛めて3週間ほど出場できなかった。第5戦から少しずつ出場したとはいえ、サンダーとのファイナルもベンチスタートとなった。ファイナル第1戦もヒートが先行、後半サンダーが逆転という典型的な展開となった。しかもその後半ボッシュはほとんど活躍していない。ここにもはっきりルビコンの影が見える。


松井秀喜選手の今季デビュー戦初本塁打に、巨人・杉内のノーヒットノランがシンクロ
ソフトバンク、交流戦11試合勝ち星なく最下位、逆に巨人は交流戦初V(セ・リーグ球団としても初)
日本女子バレー、8年22連勝中の格下韓国に敗れる
NBAヒート、昨シーズンファイナルで創立31シーズン目の初優勝マブスに敗れる
NBAヒート、スリーキングスの一角ボッシュがケガで充分な活躍が出来ず。
ほんの最近起きたことだけでもこれだけある。 これらは決して偶然ではない。異次元からコントロールされた必然である。我々の行動はすべてコントロール下にあり、我々が認識していること全てがその結果であることを理解していただけるだろうか。


随筆のページへ トップページへ


追伸:北京五輪のオグシオ(バトミントン)
もう一つ象徴的な事例があるので書いておく。それは北京五輪のバトミントン女子ダブルスである。私は以前から福岡県出身の潮田選手を応援していた。当時のオグシオペアは、世界ランキング6位だった。この時オグシオペアは、残念ながら準決勝で敗退した。ところが世界ランク8位のスエマエが、世界ランク1位の中国ペアを破り、4強入りしたのである。4強入りは日本勢では初めてのことだった。普通ではありえないようなことを簡単にやらせてしまう。実力はオグシオが勝っているというのは、その後行われた全日本総合選手権で、スエマエを2−0で破っていることからも分かる。その後、オグシオはペアを解散した。今度の五輪で福岡県出身イケシオペアがどうなるか気になるところだ。


2012/06/19 サッカー女子・米が圧倒
速さ、体力、すべてにわたって米が日本を圧倒した。完敗した“なでしこ”の対戦成績は、1勝22敗5分けとなった。W杯優勝がいかに異例だったかがわかる。
サッカー女子W杯では、圧倒的な強さを誇るアメリカを“なでしこ”が破り、北京五輪では、スエマエが、圧倒的に強い中国を破り、女子バレーでは、22連勝と圧倒的な強さを誇る日本が、格下韓国に手も足も出ず完敗した。これらは合理的な説明がつかないから、みんな“奇跡”で済ます。コントロールすれば“何でもあり”の世界である。



2012/08/05 ロンドン五輪・まずいことになった
ロンドン五輪・前半戦が終わり、日本が金メダルを取れず厳しい状況にある。これまでの状況を見ると、完全にルビコンがコントロールしている。その可能性は十分予想できたが、はっきり分かったのは、柔道66キロ級海老沼選手と韓国の試合だった。一般観客席も含めて、誰もが海老沼の勝ちと判断できる試合だったが、旗判定で3本韓国に挙がった。この信じられない判定は、結局抗議が認められ覆った。同様に、体操男子・内村選手、ボクシング清水選手と判定ミスが続く。
他に体操男子まさかの落下、男子柔道の金メダル無しなどに対し、韓国のメダルラッシュである。
バトミントンの潮田選手の初戦敗退に対し、フジカキペアは、無気力試合である。で失格になり繰り上がってきた格下と戦って勝ち進んだ。
それぞれの選手が、死ぬ苦しみで努力し、精神的重圧と戦ってきた。それを水の泡にしてしまうコントロールは絶対に許せない。しかしルビコンは、そんなことなど理解するような人物ではない。
これまで、松井秀喜選手、安藤美姫選手、潮田選手、ソフトバンクの各選手などなど本当にすまないことだった。今後、私は具体的な人、チームのファンとなることを止めようと思う。俗人の塊みたいな私に、“無我の境地”など出来ない相談かもしれないが、精一杯努力して、これ以上人ひとりの人生を台無しにすることの無いようにしたい。

2012・08・10 ますますエスカレート
オリンピックで、女子バレー、男子サッカーの3位決定戦はともに韓国と戦うことになった。あからさまである。戦いの経過と結果がどうなるのか注目したい。尚、世界ランクは女子バレー(日本3位 韓国13位)、男子サッカー(日本22位 韓国29位)である。
かてて加えて韓国の大統領が、竹島を訪問するという。大統領選を前に、支持率17%まで落ち込んだ人気を何とか挽回したいという後先考えない暴挙にでた。まるで教室をまとめることのできない無能な教師が、いじめの対象をつくってまとめようとしているのと同じである。更に、大統領の実兄など、金銭の不祥事が相次いでいるのも影響しているらしい。韓国は大統領からしてその程度である。

2012/08/15 日本をどうしたいのか
ルビコンよ!オリンピックのことを書かれたのがよほど気に入らなかったか。お前は日本人だろ。日本に住み、日本の社会の恩恵を受け、何不自由のない生活をしているじゃないか。その日本をどうしようというのか。1億2千万人の国民がどうなろうと構わんのか。韓国の大統領を竹島に上陸させ、香港の団体を尖閣諸島に上陸させ、北方領土には、スイスの企業の幹部を国後島に行かせ、ただいやがらせをすれば気が済むくらいの浅い考えか。さらに、韓国の大統領を狂わせ、天皇陛下への謝罪要求させた。まともじゃない。事の重大さを判断する能力が無くなっている。完全にお前は狂っている。ひとつの世界がどうなっても構わんと思っているかもしれないが、その環境で暮らしている人たちがいることを忘れるな。

2012・09・24 これ見よがし
松井秀喜選手と安藤美姫選手が表舞台から消え、バトミントンの潮田選手も有終の美も飾れず引退した。
一方、突然にヤンキースに移籍したイチローだが、これまた唐突に大活躍、チームも7連勝で東地区首位である。ルビコンは、イチローにチャンピオンリングを取らせるべくコントロールに入った。しかし活躍もせず、貢献もせずでは、批判を浴びる。そこであからさまに動き出した。結果を見るとしよう。
相撲もまた同じ。横綱二人モンゴルだそうな。本来なら稀勢の里と琴将菊、二横綱で盛り上がっているところだ。
2012・10・22 イチローのことを書いたので、ルビコンが怒ったね。計画は先延ばしということだろう。ヤンキースを4連敗させた代わりに、ホークス3連敗(けが人)、返す刀でジャイアンツ3連敗の後、劇的な3連勝である。やることがワンパターンである。
一方、フィギア・安藤選手、バトミントン・潮田選手、野球・金本選手を次々引退させた。松井秀喜選手は一体どうするつもりか!!!