人権侵害 | 随筆のページへ トップページへ File No120515 |
随筆のページへ | トップページへ |
2013/12/02 悪質運転・厳罰化 |
京都市亀岡で発生した無免許運転などによる悪質な事故に対する罰則が強化される。「自動車運転死傷行為処罰法」が成立し、来年(平成26年)5月までに施行の予定だ。この法律では最高懲役15年が適用される。当然である。これで、これまで被害に遭った方や遺族の方々の傷が癒えるとは思わないが、少なくとも願いは通じた。検察はこれを踏まえて、被害者の立場に立った判断をしてほしいものだ。 |
2012・09・06 悪質事故の罰則強化 |
京都府亀岡市で、無免許運転の車が集団登校中の列に突っ込み、小学生ら10人が死傷した事故などで、遺族から適用条件について、法改正の強い要望が出されていた。これを受け法相は諮問機関である法制審議会に罰則見直しを諮問した。 検討されている内容は、最高懲役7年の自動車運転過失致死傷罪より罰則が重く、最高懲役20年の危険運転致死傷罪より軽い「準危険運転致死傷罪」を検討している。亀岡のケースなど、運転技術はあるが、無免許で起こしたような事故を想定しているという。 もう一つ、法務省は少年法の改正案を公表した。少年への有期刑を、現在最高15年と定めているが、これを上限20年に引き上げるという。これは犯罪被害者や裁判員から「成人の量刑と差がありすぎる」との指摘で見直しを検討するものである。 やはり遺族は、理不尽な事故、事件について、積極的に声を上げるべきである。 |
2012/05/20 陳氏、家族と米へ出国 |
中国の人権活動家・陳光誠氏は、5月19日午後、北京発のユナイテッド航空でニューヨークへ出発した。名目はあくまで留学だが、事実上の亡命である。今後、ニューヨーク大の研究員として滞在する。陳氏はメディアの取材に対し、おいが殺人容疑で逮捕されるなどもあって「(出国は)うれしいとは言えない」と話した。こうした状況にあっても、中国は米国に対し内政干渉だというコメントを繰り返す一方、国内の人権活動家に対する弾圧を緩める気配は全く無いという。 |