宇宙ニュース | 随筆のページへ トップページへ File No.120109 |
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(※)2003/11/14に書いたボイジャーに関する随筆 |
ボイジャー1号 銀河系探査へ 米国の惑星探査機「ボイジャー1号」が、太陽系の外に出た可能性があると報道されていた。現在、ボイジャーは、地球から135億キロのところを飛行している。と言ってもピンとこないが、これは、地球と太陽間の距離の約90倍(90天文単位)に相当するそうだ。太陽圏の末端は、「太陽風」(太陽から放出される高エネルギー粒子の流れ)の及ぶ限界点ターミネーション・ショックと呼ばれている。ボイジャー1号は、今まさにそこを通過しようとしている。そのこともさることながら、私は、人間の身近な単位である26年という時間で、太陽系の外に出られるという事に妙に感動している。 当初、木星と土星探査を目的に、打ち上げられたボイジャー1・2号機は、設計寿命は5年だったそうだが、現在でも十分な原子力電池があり、機体に問題が発生しなければ、2020年まで観測が続けられるという。人間の作ったものが、いよいよ太陽系を超えて初めて銀河系に入る。未知の情報を手に入れるというエポック・メイキングな出来事に、関係者ならずとも、送られてくる情報は、期待をもって待たれるところである。更にボイジャーは、地球からのメッセージとして、多くの画像や情報も積んでいる。可能性の問題は別にして、地球外知的生命体との遭遇も合わせて期待したい。 |
2012/02/06 H2A大改造 | |||
日本の基幹ロケットH2Aを大改造する。打ち上げ成功率95%と信頼性は高いが、商業衛星の受注は苦戦している。日本のロケットは打ち上げの緯度が高く、欧州が打ち上げている赤道付近と比べると、静止軌道に移るときのエネルギーが多く必要になる。このため次のような問題があるという。
「世界に打って出る」というH2Aの今後に期待したい。 |
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金星・月・木星の直列→ 2012/03/26 19時頃 雲ひとつないきれいな空に、 見事な天体ショウを見ることができました。 |