去年暮れ内閣府は、東海・東南海・南海地震が起きる震源域を、それまでの約2倍に拡大し、地震の規模もマグニチュード9.0に引き上げた。このM9.0は、従来想定されていたM8.7と比較すると、エネルギーの大きさは約3倍に相当するという。
一方、首都圏直下型地震についても、東京大学地震研究所が新しい発生確率を発表した。その試算によると、従来の30年以内70%から、4年以内70%に引き上げられた。しかも30年以内の確率は98%だという。3.11によって、むしろ地震が起きやすくなったと警鐘を鳴らす。それは日本だけに留まらない。ロシアの非常事態相は、2012年自然現象の予測で「カムチャツカ、サハリン、千島列島など極東で地震活動が活発化するとの深刻な予測がある」と発表。それによると5〜8mの津波を伴う、M7.5を上回る地震が発生する危険性が高まったという。
地震の可能性も深刻だが、今日の「笑っていいとも」では、70億人が10億人まで減ってしまうだろうという地球的規模の深刻な予測をしていた。それによると10万年毎に訪れる氷河期が、明日来ておかしくない時期に来ているという。太陽の黒点の観測からもそれが言える。黒点は11年周期で増減を繰り返すが、示されたグラフを見ると、確かに2008年以降、それまでの周期リズムが崩れている。もし氷河期が来れば、地球の平均気温は7度下がり、地球の半分が凍ってしまうという。食物や水、エネルギーが不足し、人口は70億人から10億人まで減る。いま牛や豚の食糧にしているものを人間が食べることになる。もっとも魚には、期待が持てるというから、古代に帰って魚が主食になるかもしれない。いづれにしても、地震、氷河期のどちらがきてもおかしくない状況であり、あるいはダブルパンチに見舞われるかもしれない。本当に2012年に、地球はリセットされるかもしれない。 |