稲田議員 |
「外国人地方参政権についてお伺いします。たった2ヶ月前、財務金融委員会で当時財務大臣だった総理に“もし総理になられたら”という前提で、外国人地方参政権について質問しました。総理は明確に「反対です」とお答えになったんです。では民主党の党是である外国人地方参政権の早期実現という政策目的は撤回されますね」 |
野田総理 |
「永住外国人の参政権について、民主党の党是にしているということはございません。・・・・・」 |
稲田議員 |
「党是と言っていいんですよ。平成10年に結党時の基本理念がある。その中の基本政策の中に、外国人の地方参政権の早期実現が書いてある。まさしく、自民党の憲法改正と同じように、結党時の基本政策、これを党是と言ってどこがおかしいんですか。総理は外国人地方参政権付与に反対ということでよろしいですね」 |
野田総理 |
「基本理念の中に、項目として位置付られていることは、承知しています。・・・・・私の立場としては、慎重な立場であるということでございます」 |
稲田議員 |
「総理はすでに結論を出しておられます。2ヶ月前重要閣僚として国会の場で、外国人地方参政権に反対だと結論を出されております。しかもその理由として、総理は憲法上の疑義があるおっしゃいました。総理のおっしゃる憲法上の疑義とは具体的に何を指しますか」 |
野田総理 |
「憲法15条に則ると、疑問があるのではないかと思います」 |
稲田議員 |
「私も同感です。憲法15条に違反をする。日本が主権国家であることに違反する違憲の政策なので、これは絶対やっていただきたくないと思います」 |