外国人参政権について 随筆のページへ

トップページへ

File No.110914

今日(9/14)国会で各党の代表質問が行われた。その中で自民党・古川議員がこんな質問をした。『鳩山元総理がかつて「日本列島は、日本人だけのものではない」と驚愕すべき珍説を披歴して、外国人への地方参政権の付与を強行しようとしましたし、菅前総理もまた同様でした。しかし日本国憲法15条は、参政権を国民の固有の権利と規定し、外国人への付与は認めてはおりません。また、基地問題、領土問題など我が国の安全保障上も大いに懸念のあるところであり、到底強要出来るものではありません。我が国の主権を直接毀損するこの問題について、野田総理はどのようなお考えをお持ちでしょうか。ご所見をお伺いしたします』。この質問を聞いて、私もぜひ新総理の所見を聞きたいと答弁を待った。ところが、この件(だけではないが)の答弁は、あっけないものだった。時間にしてわずか20秒足らずだった。『永住外国人への地方参政権付与についてのご質問をいただきました。永住外国人への地方選挙権付与の問題については、様々な意見があり、各党会派において、しっかりご議論していただくことが必要であると考えます』。答になっていない。

古川議員が質問で言っていたように、憲法15条第一項で「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」としている。地方選挙権についての最高裁の判例は、本論で「我が国に在住する外国人に対して、地方公共団体の長、その議会議員等の選挙の権利を保障したものということはできない」としているが、傍論において「法律をもって、地方公共団体の長、その議会の議員等に対する選挙権を付与する措置を講ずることは、憲法上禁止されているものではない」としている。本論での「否定」は当然として、この法的拘束力のない傍論が問題である。しかし、この判断を下した最高裁の元判事は、後年「政治的配慮」だったと明かしている。外国人の政治活動について、最高裁の判例では「わが国の政治的意思決定又はその実施に影響を及ぼす政治活動は、憲法上認められない」としている。「外国人参政権付与は愛のテーマ」など論外である。

民主党が外国人参政権に熱心に取り組むのは、在日本大韓民国民団いわゆる民団の選挙支援があるからだ。だから民主党のサポーターには多くの外国人がいる。今回の代表選は国会議員だけだったが、わずかな党費を納めるだけで、民主党の党首を外国人が選ぶことができる(憲法違反?)。在日などからの献金問題が後を絶たないのは、それなりの背景があってのことである。2〜3年前韓国は、海外に住む韓国人へ選挙権の付与を決定した。つまり在日も、韓国の国政選挙に参加できることになったのである。そんな状況で、さらに日本での参政権を要求するのか。どうしても日本の参政権がほしいのなら、日本に帰化するしかない。国籍取得のためには法律的要件が厳しく、帰化が難しいという。一国の国籍を取得することは、簡単ではないのは当然である。だがそれ以前に、日本人として生きていく覚悟の問題である。つまり、いざと言うとき日本と運命を共にする覚悟があるかどうかだ。韓国と日本、両方の選挙権がほしいなど、もってのほかである。

韓国は対馬の土地を買いあさり、あろうことか対馬は韓国のものだと言いいだす始末。立証できる証拠もないのに、竹島を不法占拠し、何か事が起きれば、日本の国旗に火をつけ、足で踏みつける。いつかテレビで見たが、はちまきをした集団が「参政権をよこせ!」と拳を突き上げ怒鳴っていた。これは、我が国の深刻な安全保障上の問題である。そんな状況で、野田新総理は「各党会派において、しっかりご議論していただくことが必要であると考えます」とはぐらかす。「外国人参政権」のみならず「夫婦別姓」問題など、民主党政権下では国家の主権が崩壊する。今回の閣僚の顔ぶれをみて、「公務員改革やる気なし」と書いたが、逆にこの顔ぶれは「外国人参政権はやる気満々」と見た。我々国民は民主党に対して、「外国人参政権」「夫婦別姓問題」など、やっていいとは一言も言ってない。いまや、ゴミと化した民主党のマニフェストだが、政権を取った時、そんなことはどこにも書いていなかった。もしやるんだったら、国民に問うてからにしろ。



随筆のページへ トップページへ
嫌韓・反韓・呆韓・悪韓
2011/09/26 野田総理は、すでに“外国人地方参政権”に「反対」という結論を出していた
衆議院・予算委員会質疑応答
自民党・稲田朋美議員
稲田議員 「外国人地方参政権についてお伺いします。たった2ヶ月前、財務金融委員会で当時財務大臣だった総理に“もし総理になられたら”という前提で、外国人地方参政権について質問しました。総理は明確に「反対です」とお答えになったんです。では民主党の党是である外国人地方参政権の早期実現という政策目的は撤回されますね」
野田総理 「永住外国人の参政権について、民主党の党是にしているということはございません。・・・・・」
稲田議員 「党是と言っていいんですよ。平成10年に結党時の基本理念がある。その中の基本政策の中に、外国人の地方参政権の早期実現が書いてある。まさしく、自民党の憲法改正と同じように、結党時の基本政策、これを党是と言ってどこがおかしいんですか。総理は外国人地方参政権付与に反対ということでよろしいですね」
野田総理 「基本理念の中に、項目として位置付られていることは、承知しています。・・・・・私の立場としては、慎重な立場であるということでございます」
稲田議員 「総理はすでに結論を出しておられます。2ヶ月前重要閣僚として国会の場で、外国人地方参政権に反対だと結論を出されております。しかもその理由として、総理は憲法上の疑義があるおっしゃいました。総理のおっしゃる憲法上の疑義とは具体的に何を指しますか」
野田総理 「憲法15条に則ると、疑問があるのではないかと思います」
稲田議員 「私も同感です。憲法15条に違反をする。日本が主権国家であることに違反する違憲の政策なので、これは絶対やっていただきたくないと思います」

2011/09/26 野田総理の外国人献金問題
衆議院・予算委員会質疑応答
自民党・稲田朋美議員
稲田議員 「総理に献金した人が外国人であるということをご存知でしたか。また、外国人のひとりは、総理の選挙を応援をされた地元の在日韓国人の団体である民団の役員ですか。また、このことを総理はご存じだったでしょうか」
野田総理 「外国人籍のある方から、私は献金をいただいたという報道がございました。それを踏まえて、いま詳細の調査をしておりますので、まとめ次第ご報告します」
稲田議員 「報道されたのは9月3日ですよ。それから1ヶ月間いったい何を調査しているんですか。外国人から献金を受けたのが事実かどうか。また、外国人と知っていたかどうか、民団の役員と知っていたかどうか。民団の役員だったかどうか。このことぐらい、今すぐお答えになれると思います。お答えになってください」
野田総理 「今申し上げたことことを含めてすべて政治資金についての調査をさせていただいて、ご報告をさせていただきたいと思います。外国人の方だということの認識をもって献金をいただいたということはありません」
稲田議員 「不誠実な答弁ですね。しかもですね、前原さん、菅さん、総理、外国人から献金を受けた。知ってるか、知らないか、そんなこと以上に、知らず知らずのうちに外国人献金を受けている民主党そのものに国民は不安を感じているんです。そのことも含めて、きちんと説明責任を果たしていただきたいと思います。あきれたことに民主党4代にわたって政治とカネの問題があるんです。あなたが民主の敵と批判してやまない“ザ・民主党”田中角栄氏直伝の金権政治家、脱税していた苦労知らずの自称宇宙人、外国人からお金をもらっていた迷惑な市民運動家、そしてあなた。いったいどこがクリーンでオープンな民主党ですか。総理がおっしゃる丸洗いが必要なのは、民主党だと思います」

2011/09/19 民主党は、総連系歌劇団に広告を出していた
民主党北海道総支部連合会(北海道連)は、朝鮮総連傘下の歌劇団公演に、政党交付金を使って広告を出していた。歌劇団のパンフレットには、北海道連と道議会の民主党会派の名前が記載された全面広告が出されていたという。まず、政党交付金は我々の税金である。それを10年にわたって資金提供し続けていた。それも拉致問題で、北朝鮮の理不尽な態度に、日本の家族が苦しんでいる最中の話である。民主党という政党は、この程度の政党である。今回取りやめたからといって許されることではない。



2011/09/15 民団の選挙支援を、野田新総理は、はっきり認めている
民主党が政権を取った2009年の衆院選直後の民団の祭り(千葉市・中央公園)に、当時財務副大臣だった野田佳彦議員(現総理)ら数人の民主党議員が出席している。この時、野田佳彦議員は挨拶で「8月30日の衆院選におきましては、千葉民団の力強いご支援をいただき、誠にありがとうございました」とはっきり民団の選挙支援を公言している。この挨拶の様子はキーワード「民主党 民団の選挙支援」で検索すると、動画がいくつも出てくる。

更に、2010年の民団の新年パーティーで、衆院選時、選挙対策委員長だった赤松広隆議員は、選挙支援に感謝を表明するとともに“民団の支援は、外国人地方参政権獲得のためで、この法案の成立は民団への公約”だということを明らかにしたという。つまり民主党は、マニフェストには書かず、裏取引をして政権を取ったということである。

政党としての体をなしていない民主党は、こともあろうに法律を破って外国人の選挙支援を受け、その代りに日本の安全保障上非常に危険な「外国人地方参政権」を売り渡そうとしている。これが新総理の言う「正心誠意」だとしたら、新総理の顔はどっちを向いているのか。これは何としても阻止しなければならない。民主党議員には、日本国民の命を守ろうという考えなど全く無い。