民主党内・大連立内閣 | 随筆のページへ トップページへ File No.110907 |
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2011/09/30 総事業費105億の公務員宿舎、建設再開のでたらめ |
平成21年11月に行われた事業仕訳で凍結された公務員宿舎の建設が復活していた。当時「公務員に宿舎を提供しなければならない合理性はない」と格好よく切り捨てた案件である。ところがその1年後、我々国民が知らない間に、民主党の野田佳彦財務相(当時)をはじめ蓮舫行政刷新相も了承のもと復活させていた。今、国民からは「すぐストップして、復興資金に回すべきだ」と批判が噴出している。しかし、今回の衆議院予算委員会の質疑応答で、野田首相ははっきり「特段変更するつもりはございません」と見直しをしない方針を述べた。工事の始まった公務員宿舎は、鉄筋コンクリート13階建て2棟、総事業費105億円である。こんな状況だから今度の内閣は、公務員改革をする気などないと思われる。しかも、また事業仕訳第4段を検討しているというから、図々しいにも程がある。 |
追伸:2011/10/03 今日、野田首相は公務員宿舎現場を、約15分視察した後、記者団に凍結する考えを表明した。たった15分という視察は必要あったのか。自分が1年前復活させた手前、現場を訪問するというジェスチャーを見せたのだろう。その視察の結果、やはりまた「凍結」である。野田首相は、財務省の言いなりだから、我々が知らない間に、また復活させるだろう。一度裏切られた信用の回復は難しい。「正心誠意」という言葉をよ〜く噛み締めることだ。 |
2011/09/13 復興増税は必要なのか |
「たかじんのそこまで言って委員会」で辛坊さんから、復興構想会議について問題点の指摘があった。『復興構想会議の議論のメインはどうやってまかなうか。会議のメンバーの中に消費税だけは絶対いやという人が二人くらい反対して、出してきたのが「法人税」と「所得税」。そうなると中小企業の7割は税金を払っていない。真面目に税金を払っている3割と、真面目に税金を払っている所得の一定以上の人たちだけが復興を支えて、かなりの人は関係がなく、1円も出さない。この法人税と所得税だけで復興費用をまかなうということでいいのか』 これに対して三宅先生はこう言う。『復興財源を法人税と所得税だけでまかなうのは無理がある。日本の法人税は世界で一番高い40%以上。台湾とかシンガポールは17%だから、台湾、シンガポールに出ていくという企業を私は、何社も知っている。背に腹は代えられないと言っている。だから40%以上を時限的であっても、法人税を上げるということは、海外脱出を促進することはあっても、日本の経済にとって決してプラスにならない。所得税も2000万円以上の所得のある人は、納税者人口の2%くらい。そのほんのわずかな人に重課税をかけたって全体をまかなえない』 今朝の新聞に「復興増税は必要なのか」という記事がある。復興増税に反対の立場から竹中平蔵先生はこう言う。『復興費用というのは基本は一時的な支出であり、財源の手当ても一時的な措置でやればいい。国債整理基金の資金を使ったり、日本郵政の株式を売却したりすれば相当の額を調達できる。それらを何もやらず、増税ありきというのはおかしい。・・・「増税やむなし」と主張するが、精査すれば、そもそも増税が必要な金額ではない。・・・復興で増税するというのでは、目標は財政を再建することではなく、増税すること自体が目標になっていると言わざるを得ない』 |
2011/09/10 新内閣の素人は一川防衛相だけではなかった |
鉢呂経産相が辞任した。これは原発周辺自治体の視察から帰って来て、記者会見で「死のまち」と発言したり、防災服を記者にこすりつけるしぐさをして「ほら、放射能」と発言したことの責任をとったものである。 また、民主党の平野国対委員長は、臨時国会で、予算委員会を開かない理由について「不完全な内閣で、十分な答弁ができない」と言った。これに対し自民党の石破政調会長は「勉強してない人が多いので、長く国会をやることはできませんって言ったっていうんだからね。なんでそんな人を大臣にしたんだ。素人だからとか、そんな話が許されるはずはない」と批判した。 民主党を「泳げない子供を、水泳大会に出したようなもの」と表現したのは言い得て妙である。 |
2011/09/10 松井秀喜選手、12号(505号)2ラン |
9日のレンジャース戦に「3番・左翼」で出場。4打席目に12号2ランを放った。この日3打数2安打2打点だった。これで日米通算505号本塁打となり、本塁打数は、単独歴代7位となった。 |
順位 | 本塁打数 | 選手名 |
1位 | 868本 | 王 貞治 |
2位 | 657本 | 野村克也 |
3位 | 567本 | 門田博光 |
4位 | 536本 | 山本浩二 |
5位 | 525本 | 清原和博 |
6位 | 510本 | 落合博満 |
7位 | 505本 | 松井秀喜 |