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2010・09・03 異常気象 |
気象庁の発表によると、今年の6〜8月の平均気温は、統計を開始(1898年)以来最も高かったという。気象庁も“これを異常気象と言わずして何と言う”ということだろう。月別でもすべての月で上回ったが、なかでも8月が突出して高かった。しかし7月も、あの豪雨に襲われながら上回った訳だから、異常気象としては8月をしのぐと言っていい。猛暑日、熱帯夜も全国各地で記録づくめだったようだ。福岡市も8月の気温は、平年より2,7度高く、30,3度と30度を超えた。 猛暑の原因として次のような理由が考えられるという。 (1)北のオホーツク海高気圧や寒気の影響を受けにくかった。 (2)偏西風が例年より北寄りに蛇行し日本付近が強い太平洋高気圧に広く覆われた。 (3)エルニーニョ現象の影響で北日本中緯度帯全体で気温が高かった。 |