小惑星探査機「はやぶさ」、満身創痍の凱旋 | 随筆のページへ トップページへ File No.100613 |
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6月13日 22時57分 |
地上からカプセルの発光が確認できたそうです。つまり、カプセルが大気圏に突入したということです。管制室には、拍手が巻き起こったそうです。 |
6月14日 00時30分 |
JAXAはカプセルが、オーストラリアの砂漠地帯に着地したと発表しました。カプセルが発信した電波信号などで着地を確認し、カプセルを発見したそうです。 また、JAXAのHPには、「はやぶさ」が、燃え尽きる直前に撮影した地球の画像も公開されています。 |
6月14日 17時52分 |
JAXAは、16時08分カプセルを回収したと発表しました。カプセルに損傷はないとのことです。18日に日本に到着予定だそうです。 |
平成15年5月10日 M−5ロケットによる「はやぶさ」打ち上げが成功 |
平成17年11月27日 イトカワを離れ、帰還の軌道へ向かう |
平成17年8月19日 「ペンシルロケット50周年」を記念して、当時の実験がそっくり再現された。 |
2010/11/16 やったぞ「はやぶさ」!! |
2回目の着陸で使った容器から、約1500個もの「イトカワ」の物質が確認された。人類史上初の快挙である。「はやぶさ」の最大の目的が達成されたのである。関係者は今、感無量に違いない。片田舎に住む私でさえ、喜びを分かち合いたい気分である。 微粒子は、分析の結果、地球のものとは構成比が大きく異なるという。1回目の容器はまだ開封していないようなので、さらに試料は増える可能性がある。これで太陽系の起源の解明が大いに進むことになる。やはり、世界初を目指したことによって得られた金字塔である。 |
2010/11/16 川口プロジェクトマネージャーの会見 |
「7年間、ほんとうに飛行が完結してよかった。長い苦労が報われた」 「期待以上の成果で、夢を超えたものをどう表現したらいいか分かりませんけど、それほど感慨に胸がいっぱい・・・」 |
(聞いていて、本当に最高のコメントでした。世界に向かって胸の晴れる快挙により、国民に夢を与え頂いたことに感謝します) |
2010/12/14 ボイジャー1号、33年かけ太陽系の果てに |
1977年にNASAが打ち上げた「ボイジャー1号」が、「太陽圏」の端に近づいている。同機は現在太陽から約170億キロの位置のある。NASAによれば、「ボイジャー1号」が観測している「太陽風」の速度がゼロになったという。これは太陽から吹き出す太陽風が届く端を意味している。今まさに、ターミネーション・ショックに到達したのである。秒速17キロで飛行中の「ボイジャー1号」は、あと4年で太陽圏を脱出するそうだ。 |