邪馬台国フェスタ | 随筆のページへ トップページへ File No.091014 |
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「魏志倭人伝」に記載されているものに関係する遺物 | |||
福岡県と奈良県の「出土数」の比較 | |||
諸遺物 | 福岡県 | 奈良県 | |
弥生時代の鉄鏃 | 398個 | 4個 | |
鉄 刀 | 17本 | 0本 | |
素環頭大刀・素環頭鉄剣 | 16本 | 0本 | |
鉄 剣 | 46本 | 1本 | |
鉄 矛 | 7本 | 0本 | |
鉄 戈 | 16本 | 0本 | |
素環頭刀子・刀子 | 210個 | 0個 | |
邪馬台国時代に近い頃の銅矛・銅戈 (広形銅矛・中広形銅矛・中広形銅戈) |
203本 | 0本 | |
絹製品出土地 | 15地点 | 2地点 | |
10種の魏晋鏡 | 37面 | 2面 | |
庄 内 期 出 土 の 鏡 |
小山田宏一氏のデータによる | 45面 | 0面 |
樋口隆康氏のデータによる | 5面 | 0面 | |
奥野正男氏のデータによる | 3面 | 0面 | |
ガラス製勾玉・翡翠製勾玉 | 29個 | 3個 |
2009/11/13 九州国立博物館 「古代九州の国宝展」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
図録 |
国宝「金錯銘鉄剣」の実物が、11日から展示されたので行ってきた。目を皿のようにして、しっかり見てきた。展示の横に、剣に記されている文字がわかりやすく書かれていたので、私にも容易に理解することができた。 九州の貴重な出土品が、一堂に会するのは、二度とないというので、図録も買った。図録には「野帳」と「鉛筆」のおまけが付いていた。「野帳」は3mm方眼罫のノートで、発掘現場では必須アイテムだという。「野帳」にも「鉛筆」にもちゃんと「九州国立博物館」と印刷されている。いい記念になった。 展示室には、いろいろ説明文が書かれている。その中から、興味深いものを紹介しておこう。
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2009・11・12 纏向遺跡で大型建物跡が出土したと言うが・・・・ |
西日本新聞に掲載された、九州説側の反論は下記の通り。
・・・・・だが高島学長の本音は異なる。「纏向遺跡で出土した土器の年代は実際より古く解釈されており、問題がある」と指摘。 考古学では土器が年代を決めるための重要な物差し。「纏向では一緒に見つかったほかの遺物との整合性が取れていないケースもある」とした上で、今回の大型建物跡について「卑弥呼とは時期が違う。4世紀以降のものではないか」と反論する。 同志社大の森浩一名誉教授(考古学)も九州説。「魏志倭人伝」は朝鮮半島の帯方郡から邪馬台国へのルートとして、末盧国、伊都国、奴国などを経由すると記述。いずれも現在の玄界灘沿岸と推定され「倭人伝には九州北部のことしか書かれていない」と強調する。 九州北部は1世紀には既に大陸との外交があり、貴重な鉄器や銅鏡が豊富に出土、有力勢力があったことがうかがえる。邪馬台国をほうふつとさせる吉野ヶ里遺跡(佐賀県)などの大集落跡も多く確認されている。・・・・・ |
ウソにウソを積み上げていく近畿説の先生方。「旧石器発掘ねつ造事件」からは全く学習されている様子がない。学者などと言う前に、人間を一から学びなおした方がいいのではないか。 |