SONY Cyber-shot

DSC-F707


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FileNo.021008

ついに前々から狙っていたデジタルカメラ「SONY DSC−F707」を手に入れた。購入しようと思ったきっかけは、今年の5月「どんたく」の時のことである。近くで撮影していた人がこの「F707」を持っていた。パソコン屋の店頭で見て知ってはいたが、実際に使っているのを見るのは初めてだった。従来のデジタルカメラにない独特のフォルムからくる撮影スタイルが実に良かった。という訳で動機は単純であった。まあ何にしても、動機などというものは、そんなに深くはない。何百万円もする車でさえ、売れている車の大半はデザインの良さだろう。

私のデジタルカメラ歴は古い。といっても、デジタルカメラ自体、新しいメディアであるが・・・。最初の機種は、カシオの「QV10」であった。デジタルカメラが出た当初のものである。私は、新しいものが出ると非常に興味がわく。その昔私は、BASIC言語も知らずにパソコンの最新鋭機を購入した。全く白紙の状態から使いこなすまでのプロセスが嬉しかったりする。「QV10」は25万画素だったが、費用を気にすることなく「バシャバシャ」と手軽に写真を楽しめ、はまってしまった。思いっきり撮って、思いっきり捨てる。これぞデジタルカメラの醍醐味である。

初代「QV10」がフリーアングルで使いやすかったので、次の機種の選定も、このフリーアングルにこだわった。二代目は「SONY F55」である。フリーアングルで、200万画素、2倍ズームである。それまで気軽なスナップ写真のカメラだったが、この「F55」から、写真に目覚めた。目覚めたといっても、所詮「素人」なので大したことはない。定年退職したら、本格的に習おうと思っている。プロではないから、自己満足の世界である。誰に気兼ねする事もない、思いっきり楽しめばよい。「F55」は一番最初から画像に通し番号が振られているが、現在9000枚に迫ろうとしている。

そして今度の三代目「SONY F707」である。この機種購入のきっかけは前出の通り「それまでのデジタルカメラにないボディスタイル」であるが、決定に至るには、以下のことが決め手になった。

1、回転レンズ・・・初代からのこだわりである。回転角度は、上77度下36度まで自由に変えることが出来る。ハイアングル、ロウアングル撮影が実に楽で、さらにこのレンズ部の形からしっかりホールド出来る。

2、連写・オートブラケット・・・これも決定の重要な要素となった。0.5秒間隔で3枚連写ができる。それまでは、動きの速い被写体を撮る時、本当に苦労していた。どれだけシャッターチャンスを逃したことか。さらに「オートブラケット」機能がついている。これを設定すると自動的に露出を変えて3枚の画像を撮影できる。例えば撮りたい「露出振り幅」を±0.3とすると、露出値を1/3ずつずらして撮影してくれる。

さて、この機種を買おうと決めてから5ヶ月。まあ、生活必需品ではないから、そう急ぐ必要もない。後継機種が発売になる時の値崩れまで待つのもよかろう。何ヶ月か時間をおいて「お前は、本当にそれがほしいのか」と自問自答することも必要である。最近の「サラ金」のテレビCMで流れているように「えびが食べたい」とか「かわいい犬が買いたい」なんてことで、「すぐサラ金で借りましょう」などとんでもない話である。今月SONYから「F717」という後継機種が発売になる。チャンス到来、早速パソコン屋に行って交渉である。パソコン屋だって在庫を残したくないだろう。他店の価格なんぞを調べて交渉した結果、新機種の値段からすれば33%値引きで手に入れた。

さて、新しい被写体を求めて歩き回るとするか!!!!!!!!          



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平成19(2007)年4月30日
デジカメ:SONY−H7
デジタルカメラ歴は、もう10年を越える。25万画素のカシオ「QV10」に始まって、SONY「F-55」、SONY「F-707」、SONY「F-88」を経て、今回で5台目である。「F-88」はいつもカバンにいれてメモ帳代わりに使っている。「F-707」は去年登山したとき、斜面で滑って一部破損してしまった。ガムテを巻いて何とかこの半年しのいできたが、「H7」が4月27日発売されたので買い換えることにした。15倍ズーム、810万画素と、私が使うには十分すぎるスペックだ。しかも軽い。これで1GBのメモリースティックを入れると、8Mサイズでも300枚撮れる。早速、「黒木町の大藤まつり」を撮りに行ってきた。