ゴ ル フ | 随筆のページへ トップページへ file-No. 020805 |
先日、全英シニアオープンで、須貝昇が優勝した。強い風の悪天候に「辛抱づよくプレーすることを貫き通した」粘りのゴルフが須貝を優勝へと導いた。「こんなメジャーな大会で勝ったことが信じられない」とビッグタイトルに酔いしれていた。その一週間前。丸山茂樹は全英オープンで優勝争いをしていた。最終ラウンドを、3位でスタート。9番終了時点で通算9アンダーで単独首位に立った。しかしその後は伸びず、通算5アンダーで終了。メジャーの初優勝はならなかった。激しい雨と風、タイガー・ウッズが大きく崩れる中、3位タイは立派であった。須貝と丸山は、頑張れば日本人だって優勝も夢ではないことを教えてくれた。青木や岡本が切り開いた海外への道が、今花開こうとしている。
もう25〜26年前のことである。私もゴルフを始めようと、ゴルフセットを購入した。どっちみち付き合いの要素が強かったので、そこそこのハーフセットを購入。ろくに練習にも行かず、コースが練習みたいなものだった。ドライバーは、大きくスライスする、フェアウェーでのスプーンはダフるってな具合だった。結局、一緒にプレーする人に出来るだけ迷惑のかからないように回るのが課題だった。そこで、ティーショットは、スプーンをかぶせて打つてそこそこ真っ直ぐ飛ばし、2打目からは、5番アイアンでこれまたフェースをかぶせて調整しながら、安全に安全に回った。自称「尺取り虫」と言っていた。それでも、そう迷惑をかけない程度には回れた。悪い時でも130位、いいときは、100位で回った。(でも当然100を切ったことはない)
ある冬の寒い日。雪のちらつく高原のコースを、カートなしで回った。前々から「ひざ」を痛めやすかった私だが、この悪条件が一気に災いした。寒さに震えながら、痛む足を引きずってプレーした結果、ついに17番で歩けなくなり、18番を残してギブアップした。病院へ行って、溜まっていた水を抜き、充分な治療した。それ以降、ゴルフは才能のないことも手伝って、見事すっぱり止めてしまった。
その代わりというわけではないが、ゴルフはもっぱらパソコンで楽しんでいる。ソフトは、ハワイの「マウナラニリゾート」の「南コース」を再現したものである。パソコンでなんか・・と馬鹿にしたものではない。これが結構楽しめて、あなどれない。私は、パソコンのゲームはほとんどやらないが、これだけはそこそこ楽しんでいる。
ではそのサイバーゴルフの様子を再現してみよう。↓
1番ホール 530ヤード PAR5 |
4番ホール 567ヤード PAR5 |
7番ホール 214ヤード PAR3 |