平成18年銘ミントセットと
昔の記念貨
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FileNo.060412

「地方自治法施行60周年記念貨幣」
北海道 京都府 島根県
道庁赤レンガ庁舎、洞爺湖、羊蹄山 国宝「源氏物語絵巻」より 加茂岩倉35号銅鐸

天皇皇后両陛下
御結婚満五十年記念切手

平成21年4月10日発売
切手シート

昭和39年(1964年)
東京オリンピック
(上:1000円、下:100円)

[主な出来事]
 ・義宮さまご結婚
 ・東海道新幹線開通
 ・日米テレビ送信成功
 ・ライシャワー大使刺される


昭和45年(1970年)
EXPO’70(大阪万博)
[主な出来事]
 ・日航“よど号”事件
 ・三島由紀夫事件
 ・日米安保自動継続
 ・佐藤総裁四選

昭和47年(1972年)
札幌オリンピック
[主な出来事]
 ・連合赤軍事件
 ・横井庄一さん救出
 ・沖縄県誕生
 ・田中内閣発足

昭和50年(1975年)
沖縄海洋博
[主な出来事]
 ・天皇・皇后両陛下ご訪米
 ・エリザベス女王来日
 ・3億円事件時効
 ・新幹線博多まで開通

昭和51年(1976年)
天皇陛下ご在位50年
[主な出来事]
 ・ロッキード事件
 ・田中角栄前首相逮捕
 ・ミグ25亡命事件
 ・五つ子誕生

昭和60年(1985年)
つくば科学万博
昭和60年(1985年)
内閣制度100年

[主な出来事]
 ・日航ジャンボ機墜落
 ・豊田商事事件
 ・阪神優勝



昭和61年(1986年)
天皇陛下ご在位60年

[主な出来事]
 ・三原山200年ぶり噴火
 ・ダイアナ妃フィーバー
 ・社会党・初の女性委員長

平成2年(1990年)
天皇陛下ご即位
[主な出来事]
 ・礼宮さま、紀子さまご成婚
 ・東西ドイツ統一
 ・日本人初の宇宙飛行(秋山豊寛さん)
 ・大阪「はな博」

平成5年(1993年)
皇太子殿下、雅子さまご成婚

[主な出来事]
 ・細川首相連立内閣
 ・Jリーグ開幕
 ・クリントン大統領就任


平成6年(1994年)
第12回アジア大会
:広島

平成9年(1998年)
長野オリンピック

[主な出来事]
 ・毒入りカレー事件
 ・金融ビッグバン
 ・北朝鮮ミサイル三陸沖着弾

平成11年(1999年)
天皇陛下ご在位10年

[主な出来事]
 ・国内初の臨海事故
 ・ユーロが始動
 ・世界の人口60億突破

平成14年(2002年)
FIFAワールドカップ
(Korea/Japan)

平成19年(2007年)
南極地域観測50周年

[2006年の主な出来事]
 ・防衛庁が「省」へ昇格
 ・冥王星を惑星から格下げ
 ・新北九州空港開港
平成19年銘貨幣セット
  (南極地域観測50周年記念5百円貨幣入り)

南極地域観測50周年記念5百円貨幣は、昭和32年(1957年)「昭和基地」が開設されて50年を記念して発行されたもの。硬貨には、表に「初代観測船・宗谷」と「タロ・ジロ」。裏に南極大陸と日本の観測施設の地点をあらわす星のしるしがデザインされている(尚、大きさは現行の500円硬貨と同じ)。「平成19年銘貨幣セット」には500円から1円までの未使用硬貨と、今回の記念硬貨が入っている。


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2006年(平成18年)主要行事 (ミントセット記載)
トリノ冬季オリンピック ワールドカップドイツ大会
神戸空港開港 日豪交流年
新北九州空港開港 モーツアルト生誕250周年
世界バラ会議大阪大会 日本の国際連合加盟50周年
貨幣の説明 (ミントセット記載)
貨種 500円 100円 50円 10円 5円 1円
意匠(表) 桜花 菊花 平等院鳳凰堂 稲・歯車・水 若木
素材 ニッケル黄銅 白銅 白銅 青銅 黄銅 アルミニウム
量目(g) 7.0 4.8 4.0 4.5 3.75 1.0
直径(mm) 26.5 22.6 21.0 23.5 22.0 20.0
斜めギザ ギザあり ギザあり ギザなし ギザなし ギザなし
東京オリンピック 記念メダル

先日申し込んだ「平成18年銘ミントセット」が造幣局から届いた。これは通常貨幣各一枚(500円、100円、50円、10円、5円、1円)と、年銘板1枚(今年の干支“戌”と“2006”をデザインしたもの)をプラスチックケースに収納したものだ。もちろん貨幣は造幣局で出来たばかりのもの。更に、このケースの外装紙には、今年の主要行事が記載され、これをテーマにデザインされている。その年度を記念とするものとしてはなかなかいいものである。

私は昔から「記念貨」をコレクションしている。と言っても積極的に集めていた訳ではない。だから発行された記念貨のうち持っていないものもかなりある。インターネットやコインの販売店に行けば全部揃うだろうが、そこまでやってはいない。収集のきっかけは「東京オリンピック」の記念貨を手に入れたことに始まる。値上がりを期待している訳ではなく、その時その時の記念として大事に持っている。ミントセットもまた同じである。

記念貨が発行されるような出来事は、国民的な行事であり、ほとんどがその年の十大ニュースに顔を出している。だからこそ記念貨を出すわけだが、発行枚数もそれなりに多い。5千万枚とか7千万枚、もっと多いのは一億万枚を超すものもある。だから少し時間が経つと、通常貨幣に混じって流通する。昔、仕事で金を扱ったこともあって、交換を逃したものも、後々手に入ることも多々あった。

コレクションを愉しむ人は多い。コインはもとより、おまけのおもちゃ、新聞の号外や古いホーローのかんばん、ありとあらゆるものが対象になる。中でも切手はメジャーである。オードリー・ヘプバーンの「シャレード」では超高価な切手が謎を解く鍵になった。「一瞬でも私のものだった。それで充分です」という切手商のこの一言が、コレクションをする心理の真髄かもしれない。

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