米、灯台衛星に成功 昭和35年4月 |
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米、灯台衛星に成功 |
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トランシット計画の主目的は衛星から信号電波を発射し、航行中の船舶、航空機がその電波を受信することによって、天侯に関係なく自己の位置を誤差一・六`以内の高精度で、現在の天測航法より簡単かつ正確に計測できるという。いわば“空飛ぶ灯台”の役割を果たす。 そのほか衛星の信号電波で地球の形状や地球上の遠く離れた二点間の距離を正確に計ることができ、長距離弾道弾の命中率を高めることもできる。このためポラリス潜水艦には最大の協力者となるわけ。 トランシット衛星はこのような目的を達成するためできるだけ正確な円軌道を描き、また安定した電波を送信するよう要求される。こんどの発射では第二段ロケットが上昇中一たん噴射を中止し、五百`の高度に達したとき再び噴射して衛屋を正確な円軌道に乗せるようとくに新ロケット・ソア・エーブル・スターが使用された。 |
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【上の写真の説明】 |
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