領土問題｢竹島｣を考える（３）

領土問題｢竹島｣を考える（３）

島根県は、平成17年3月に｢竹島の日を定める条例｣を制定した。写真は、条例制定５周年記念誌である。この冊子の中で溝口島根県知事は｢竹島の日条例は･･･国民世論を喚起し、国の取り組みを促したいという県民の切なる願いにより制定されたものであります｣と書かれている。本来国家の主権の問題であるから、島根県民の強い意思表示によって、国が動き出すというのも、情けない話である。さらに知事は｢竹島問題解決には、国民の皆様の理解や世論の盛り上がりが不可欠･･･｣としている。島根県は歴史資料に基づき、客観的、実証的な論議を行うために、専門家による｢竹島問題研究会｣を設置した。その｢竹島問題研究会｣が出した最終報告書(平成19年3月)の一節を下記する。

韓国の竹島(独島)領有根拠は････古文献に｢干山｣という島名が出てくる、古地図に干山島が描かれている、安龍福が干山は日本のいう松島だと述べたといった"歴史的権原"に基づく主張、1900年の勅令に鬱島郡(鬱陵島)の管轄区域として規定されている｢石島｣が今日の独島である、1906年に鬱島郡守が独島を韓国の領域として報告したなどの主張である。これらの主張は、各々の主張自体が不確実であることに加え、いづれも、当該島に対する韓国(朝鮮)の実効的な占有を示すものではない。････竹島(独島)については、韓国がその島を正確に認識していたことさえ証明されていない。韓国古地図(19世紀末の近代的地図も)の干山島は、ほぼ間違いなく架空の島(鬱陵島を二島に描いたもの)であるか鬱陵島東沖合の竹嶼のことである。

これを踏まえて、まず安龍福の証言であるが、彼が隠岐で語ったことが、代官所の文書に残されている。それによれば、｢八道の図｣を見せて｢朝鮮江原道内に竹島と松島という島があり、竹島は鬱陵島、松島は子山島のことである｣と語ったという。子山島は干山島のことである。前にも書いたが｢八道の図｣は、干山島は鬱陵島の西、つまり朝鮮半島と鬱陵島の間に描かれている。この時代の古地図は、みなそう描かれているという。韓国は、東西逆に描かれた地図で干山島は竹島だと事実をねじ曲げる。対馬藩が取り調べた時の安龍福の証言の記録も残されている。安龍福は、鬱陵島より｢北東に当たり大きなる嶋あり｣、｢彼島を存じたる者申し候は干山島と申し候｣と証言しているという。研究会座長・下條氏は、この証言から見ても、安龍福が主張する干山島は、今日の竹島ではない。安龍福が見たのは竹嶼であるとしている。韓国は、安龍福のいいかげんな証言に頼るしかないほど証拠に困っている。

次に1900年の大韓勅令41号であるが、韓国によれば鬱陵島、竹島、石島のうち、石島が現在の独島と主張している。その根拠は独島(ドクト)と石島(ソクト)の発音がよく似ているのが根拠だという。なんとあやふやな根拠であることか。石島の位置も明確ではなく、独島は勅令前後に作成された地図にも描かれていないという。韓国の主張はどれひとつとっても確実なものがない。｢竹島問題｣は、もはや歴史資料に基づく客観的な論議ではなくなっている。韓国にとって「民族の感情」としての竹島問題である。民族に誇りを持つことは結構だが、何を言っても｢聞く耳持たぬ｣は、逆に劣等感の現れではではないのか。ロケットを打ち上げれば爆発する。新幹線を走らせれば、故障だらけで訴訟沙汰。自然科学では“ノーベル賞”の受賞者がいないどころか、取りたくてうそをつく。領土問題のみならず、正常な話し合いや交渉は、こんな状態を韓国が克服してからである。一方、日本の喫緊の課題は、どうやって世論を盛り上げるかであるが、それには政府の毅然とした外交姿勢が必須である。

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嫌韓・反韓・呆韓・悪韓

2011/09/10 米政府・｢日本海｣の単独呼称が望ましいとの見解

日本海の表記を巡り、韓国が｢東海｣と併記すべきだと主張している問題で、先月米政府は、｢日本海｣は国際的に認知された表記であるとし、併記する必要はないという見解を示した。
米議会図書館が所蔵する14世紀から19世紀の間に発行された地図で、日本海海域がどのような名称で表記されているかの調査結果がこれを裏付ける。
日本海海域に何らかの呼称を当てた地図1436枚のうち77％が｢日本海｣と呼称されていた。時代別にみても、日本が鎖国下にあったときでさえ、当時の地図563枚のうち、74％が日本海と表記されていた。
この事実がありながらも、韓国は20世紀前半の日本の帝国主義、植民地主義によって｢日本海｣の呼称が支配的になったと主張する。しかも、韓国が同じ図書館で調査した結果、日本海海域を表記した古地図103枚のうち66％が｢朝鮮海｣または｢東海｣と表記しており、｢日本海｣と表記した古地図は14％しかないと発表している。韓国は、同じ資料で全く違う調査結果を発表する。

2011/09/29　韓国で｢日本の大地震をお祝います｣の横断幕

Ｊ１・Ｃ大阪と韓国・全州で行われたアジアチャンピオンズリーグの全北戦で、全北サポーターが試合中、東日本大震災で被災した日本を揶揄(やゆ)する｢日本の大地震をお祝います。｣(原文のまま)の横断幕を掲げた。日本の抗議により、韓国チームがＨＰに謝罪文を掲載した。以前のサッカーの試合でも、韓国の選手が、猿マネをして日本を侮辱したことがある。これらの事件が、もし逆の立場だったら、恐らく国家間の外交問題に発展してる。日本は何事も｢事なかれ主義｣で、うやむやにしてしまう。しかし今回は｢日本の大地震をお祝します。｣だぞ。｢すいません｣で済むことと、済まないことがある。絶対に許さんぞ。
これこそまさに『韓国では｢反日愛国無罪｣といって、反日愛国のためなら何を言っても、何をやってもいい』の証である。これが韓国であり、だからこそこういう事件が次々と起こる。同時に、韓国が国家として｢反日教育｣をしているから、これが韓国での常識であることも、我々はしっかり心に刻んでおく必要がある。韓国のタレントが、日本でカネを稼いで自国に貢献し、韓国に帰れば｢反日活動｣をするというのは、韓国の国家の方針に沿ったものである。韓国に対してヘラヘラするな。

2013/03/28 1997年の米国航空図・竹島は日本の領土
	米国防総省･国家画像地図局が1997年に製作した航空図で、竹島が日本領となっていることが分かった。551と書かれている数字は、竹島の高さ168.5mをフィートに換算したもの。一方、鬱陵島は韓国領としていることから、アメリカは日韓の国境線を、竹島と鬱陵島の間と認識している。