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  思わず笑顔になる
橋下徹氏、語る 糸島で「こころ旅」
左翼・立憲民主党はクズだ!! 福島原発処理水・海洋放出問題

[2021/05/25]
思わず笑顔になる
「カメラ散歩−擬態編」のスピンオフ。軽自動車の顔
     
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[2021/05/20]
橋下徹氏、語る

517日の「プライムニュース」(BSフジ)に橋下徹氏が登場。53日憲法記念日に、安倍前首相が出演されたとき、「日本維新の会」が野党第1党になっていたら、保守二大政党で日本は変わっていただろうという話をされた。それを受けて今回、橋下氏への質問がなされた。

国会の在り方について

今のつまらない国会のようにはしない自信があります。今の野党の皆さんは、自分たちの主観的な感覚で一生懸命やっている風に思っているでしょうけど、国民の感覚をもっとすくいあげなきゃいけない。率直言って多くの国民は今の国会は非常につまらない、意味のない、しょうもないことやってるなと感じているというのが僕の感覚。多くの国民がそう感じている。だからそうならないような国会にする自信はかります。政府与党を徹底的に批判はしますけれども、それはストップさせる為の批判じゃなくて、政府与党の足りない部分、足りないところをもっと引き出して、政府与党の数を最大限活用しながら、自民党で出来ないところをもっと前に進めるような、そういう野党の在り方というのを僕は模索していきたいと思っている。日程闘争なんてやりませんよ。政策論争をやって、メディアを通じて国民感情を沸き立たせながら、政府がこれに従わないとまずいと思わせるようなそんな国会を目指していったと思います。今の国会とは全然違う風景になっていたと思いますよ。本当に政策論争をやって、くだらない反対、反対、日程闘争だ、国民投票法だって、何だかわからないうちに動き出して、あんな話じゃなくて、本当に国のために何が必要なのか、どういう法律が必要なのか、自民党の何がだらしないところなのか、もっと火を噴いてもらわないと僕らが後押しして、安倍政権の負の側面として取り沙汰されていた森友、加計学園、桜を見る会についても、今の野党のような、しょうもない追求のしかたじゃなく、手続きがおかしいところ、これはどうしても許せないところを区分けしながら、僕は今の国会のような国民から愛想尽かされるような国会にさせない自信はあります。

 

国民投票法について

国民投票法なんて、あんなの公職選挙法のすでに決められたことをそのまま追認するだけの話なので何をやっているんですかね。あの憲法審査会というのは、税金を使ってみんな国会議員が給料もらって、多大な税金を使って何やってるんですか。あんな国民投票法なんか先に成立させておいて、憲法の中身について議論しますよ。・・・・憲法と法律で国を動かしていくんですよ。今回のコロナ対応で、国が動かないのは、憲法と法律がうまく機能していないからですよ。やはり民主国家なんですから、立憲国家なんですからこの憲法と法律で国を動かしていくという視点で、堂々と憲法論争を2,012年からでしたから、もう8年ですから、もう国民投票をやるくらいのスケジュールでやっていたと思いますね。


私は先日(5/9)、いかに左翼・立憲民主党がクズ政党であるかを書いたが、橋下氏の話に納得した。
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[2021/05/18]
糸島で「こころ旅」

先日、NHKの「こころ旅」という番組に「糸島」が登場した。この番組は、火野正平さんが視聴者から寄せられた「こころの風景」を、自転車で訪ねるという番組である。今回は福岡市西区小田から糸島市井原の「高祖山と古墳の見える場所」を目指す16kmの旅だった。私も早速、この古墳「井原一号墳」を見に行ってきた。この番組はもう10年ほど続く人気の番組で、今回の糸島は986日目となっていた。長寿番組の要因は、火野さんの人柄によるところが大きいように思う。随所にみせる軽妙な会話やダジャレが番組を楽しくしている。ただし、彼の1m以内に女性が近付くと妊娠するらしい。だが、これもまた火野さんの人柄の良さの裏返しだろう。それだけではない。走っている途中でみせる昆虫や植物や動物などの博識もまたすごい。

 

今回糸島の古墳を目指した訳だが、糸島ではこれまで60基の前方後円墳が発見されている。これは北部九州において屈指の密集度だという。「伊都国」時代には、政治、経済、交易の中心地として君臨していた糸島である。邪馬台国東遷後も当然大和政権とのつながりは深かったと思われる。地勢的にも大陸を目の前に、大和政権としても重要な地であったはずだ。「井原一号墳」は、全長42mの古墳時代前期の前方後円墳である。糸島の古墳の中でも最古期の古墳で、保存について検討された際、古式の前方後円墳としての文化財的価値の高さから保存に決まったという。井原一号墳の被葬者は、邪馬台国東遷後のこの地における有力な首長であったに違いない。

 

井原は瑞梅寺川と川原川に挟まれた地域にある。ここには、三雲南小路遺跡、井原ヤリミゾ遺跡、平原遺跡など弥生時代の遺跡がある。中国の史書「魏志倭人伝」に記されている「伊都国」の中心地である。三雲の王に続く井原の王、そして弥生終末期の平原の女王と、代々の王が君臨していた。まさに魏志倭人伝に記された「世々王あり」である。弥生時代後期、鏡を副葬する大規模な墓を展開する地域は伊都国以外にはないと聞く。吉武高木の王から代々の伊都国王に引き継がれた伝統「三種の神器」は、大和王権に守られ、その後も皇室の重要な伝統として受け継がれている。これは邪馬台国東遷説を裏付ける有力な事実である。

 

この番組からでた火野正平さんの「人生、下り坂最高」という名言がある。私はこの名言を「人生、下り坂」と「人生、最高」に分けて解釈してみた。「人生、下り坂」は、定年退職後の第2の人生である。人生の終末に向け、身の回りを整理し、体力も落ちてくる。これは細胞に制御された生物種としての人間である。「人生、最高」は、人間としての価値「文化」を持っていることだ。「72時間」(NHK)というテレビ番組がある。その中の「神戸、あの日のストリートピアノ」という回が、昨年(2020年)の年間第3位にランクされた。その中で「エリーゼのために」を毎日すこしづつ練習しているという78歳の女性が登場する。その女性いわく「死ぬまでにね。これをちゃんとマスターしたい。だからもう4,5年いけるかな、生きとれるかな思って、4,5年の間にマスターしたい」と言っていた。死ぬまで自分を高めていく。この言葉は強く私の胸に響いた。これが人間である。これこそ「人生、最高」なのだ。ゆえに『人生、下り坂最高』!!
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[2021/05/09]
左翼・立憲民主党はクズだ!!

56日憲法改正手続きに関する国民投票改正法案が、20186月の憲法審査会提出から3年を経て成立する見通しとなった。成立する見通しに至ったのは、左翼・立憲民主党が求めるCM規制に関する修正を自民党が丸呑みしたからである。自民党としては、とにかく憲法改正論議を前に進めたいという思いからだったろう。問題の国民投票改正法案とはどんな法律か。例えば駅や商業施設でも投票が出来るようにするなど、投票の利便性を高めるもので、すでに公職選挙法で決められている方法に合わせるだけのものだった。これを左翼・立憲民主党は「安倍首相の下では憲法改正の論議はしない」などと、訳のわからん理由をこじつけて、実に3年もの間、憲法審査会の出席を拒否し続けたのである。

ところが合意とは名ばかり、今回左翼・立憲民主党がごり押しした付則は、施行後「3年を目途」に措置を講じるとなっている。つまり、一見前向きの振りを見せながら、実体は更に3年間憲法論議を引き延ばそうという腹である。本来、憲法論議と今回の付則は、それぞれ並行して行われるべきものである。しかし左翼・立憲民主党の思惑は、だらだらと引き延ばしているうちに、憲法改正推進勢力が3分の2を切って発議が出来なくなるのを待つつもりだろう。結局、左翼・立憲民主党のやってることは、机上の空論をこねくり回すだけ、やるにしても、せいぜい内閣不信任案を出すことぐらいのことである。実に卑怯きわまりないクズみたいな政党である。

憲法改正が必要かどうかの世論調査が出ている。読売新聞の調査では、“改正が必要”と答えた人が56%。共同通信の調査でも57%の人が“改正が必要”と回答している。今や過半数の国民が改正を必要と感じている。現行憲法は施行から74年間一度も改正されていない。憲法記念日に左翼が新聞広告を出していた。その中に日本国憲法の原則のひとつとして「主権在民」を挙げていた。憲法を改正するかどうかを決めるのは国民である。決して国会議員ではない。左翼・立憲民主党は議員としての責務を怠っている。政党名の“立憲”とは名ばかりだ。まずは正々堂々と党としての改正案を出して、憲法審査会で活発な論議をすることが国民の負託に応える政党の在り方である。
 

極左・共産党は、今回、立憲民主党が合意したことに抗議している。次期総選挙で同じ左翼同士で、立憲民主党と共闘を目指している共産党は「立憲民主党とは、菅政権での改定に反対する姿勢で一致している」を総選挙の共通政策に明記したいと言っている。本当にくだらん。言うに事欠いて、またも訳のわからんことを言う。そもそも左翼・立憲民主党は、極左・共産党に毛が生えた程度のものである。だったら左翼・立憲民主党は、極左・共産党に歩調を合わせて、なまじ投票法改正案に賛成などというパフォーマンスはするな。そんなくだらん政党だが、我々の税金で飯を食っていることを忘れるな。

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[2021/05/01]
福島原発処理水・海洋放出問題

政府は東京電力福島第1原発の「処理水」を海洋へ放出する方針を決定した。これは有識者会議が6年以上かけて議論し唯一の方法としたものである。年後の2023年から開始、30年以上の期間をかけて放出していく。処理水の放出は、福島第1原発廃炉へのプロセスの一つの段階で、今回の実施により廃炉と処理水放出の完了がほぼ同じ時期になるという。処理水の海洋放出は、国際的に認められた方法で、原発を稼働させていれば必ず発生する。海外でも日常的に行われており、国際原子力機関(IAEA)も、今回の日本の方針を支持している。

 

処理水に含まれるトリチウムは、自然界に普通に存在している物質である。放射線は非常に弱く、体内に入ったとしても長くは留まらないものだという。世界保健機構(WHO)は、飲料水に含まれるトリチウムの基準を1万ベクレルとしている。今回放出を予定している処理水は、この基準の約7分の11500ベクレルまで抑えて放出する。つまり飲料水として飲んでも問題ないレベルだと言える。IAEAは海洋放出について「技術的に実行可能で国際慣行に沿うもの」として全面的に関与していく。これは国際社会に対して透明性を確保する上で重要な意味を持つ。

 

さて、韓国のムン・ジェイン政権は、これを容認できないとして「国際海洋裁判所への提訴」を指示した。しかし、韓国は数か月前に、専門チームを立ち上げ、日本の処理水海洋放出について問題ないか検討を重ねてきている。その検討結果は「これは問題に出来ない。問題ないだろう」という結論に達している。この結論を踏まえて、韓国外相は、米国やIAEAの動きを見ながら「IAEAの基準に従うなら反対しない」と発言した。ところがこの後、この発言を撤回している。これには裏の事情があり、ひとつは韓国国内の反対に、支持率最悪のムン・ジェイン政権が乗ったこと。もう一つは、中国へすり寄るために中国に歩調を合わせたためである。いつものことながら、韓国は、反対のための反対をやる。

 

韓国にも古里原発や月城原発などがあり稼働中である。この原発からも当然処理水は放出されている。日本が放出しようとしているレベルは、年間22兆ベクレルである。ところが古里原発は年間45兆ベクレル(16)で日本の2倍。さらに月城原発に至っては136兆ベクレル(16)というから、日本の6倍もの高いレベルを放出している。そのほか月城原発からは、どこから漏れたか分からない汚染水が流れ出たらしく、それも一回だけではないという。この事実がありながら、また日本の海洋放出は問題ないと結論づけながら、国際海洋裁判所へ提訴の動きである。“お前らに言う資格など無い”!!!

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