筑肥線の踏切 随筆のページへ

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File No.120123
 この踏切はJR筑肥線・筑前前原駅から東に、おおよそ400mくらいのところにある雷山踏切である。私は姪浜や天神に、車で出かけるとき、必ずこの踏切を通る。朝のラッシュ時を除けば、上りと下り合わせて、約15分に2回程度列車が通過する。ところが私の感覚からすれば、もっと頻繁に遮断されているような気がしている。だいたい2〜3回通ると1回はひっかかっている感じである。まあ、中心街を通るからこそ、また本数が多いからこそ、便利な交通機関と考えれば致し方ないのだが・・・
雷山踏切(前原中央1丁目付近)→
 原因のひとつは前原駅が近いということがある。前原駅“始発”の列車が来るときの待ち時間は、反対方向から来る場合の約2倍になる。踏切近くに来て、車が10台以上溜まっていると、踏切の方向指示器を見なくても、前原駅からの列車だろうと推測がつく。とは言え、実質遮断している時間はわずか90秒くらいである。何か他のことに、ちょっと気を取られていると、あっと言う間に過ぎてしまうくらいの時間である。ただ単に待っている時間というのは長く感じるものである。同じ前原駅方向からでも、始発ではなく唐津方面から来た列車は、遮断時間は比較的短い。
←(踏切警標と警報灯)
 本来の規定されている時間より、安全を考えれば、ある程度長めに設定されるのは仕方がないことだろう。かなり希ではあるが、踏切に入ったとたん、けたたましく“カンカン、カンカン”と警報器が鳴り出すことがある。これは大いに慌てる。急いで通過して、ホッと胸をなで下ろした経験は誰しもあるだろう。だが、踏切の動作というのは、ちゃんと考えられている。警報器が鳴りだしても、10秒くらいは遮断棹は下りてこない。大きい踏切なら、手前の遮断棹が先に下りて、先の遮断棹が後から下りるので、実際はそんなに慌てる必要はないのだが、心理的なものである。
(方向指示器と非常用ボタン)→
←(屈折形遮断棹) 気を使っているといえば、鳴り始めの警報音は、けたたましいが、遮断棹が下りてしまうと音が小さくなる。待っている車に対してというより、踏切周辺の人たちのためということもあるだろう。この踏切だけでも、一日150回は鳴る。
 左の装置は「踏切障害物検知装置」である。センサーで踏切内にある障害物を検知する。検知すると、特殊信号発光機(写真右)などに連動して、運転士に知らせる。雷山踏切には、右のような箱も取り付けられていた。どういう時に使うのかは分からないが、箱には「障検使用停止スイッチ箱」と書いてある。



筑肥線踏切と103系
生の松原踏切
(下山門−今宿)
笹山踏切
(前原駅横)

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