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FileNo.040717

日産の車から「セドリック」が消えるそうだ。日見子いわく、今走っている車の名前で、一番いい名前だという。私もそう思っている。やっと自分自身の中で“セドリックに乗ってもいいかな”と納得して乗ろうと思ったときにはなくなっている。誠に残念なことである。会社の経営を考えれば、そんなおじさんのセンチメンタリズムに付き合っているほどの余裕はないということだろう。しかし、乗りたいと思った車に乗れたという満足感や充実感という気持ちは大切にしたいものだ。人それぞれ車に対する考え方はあるから一概には言えないが、人生における車の存在はそういったところも大事だろう。トヨタは「クラウンマジェスタ」を最高峰の車種として最近大いに宣伝しているようだ。クラウンに乗っている人は誇らしいかもしれない。“伝統の名前を消さないでいい経営”企業の社会的責任とはそんなところにもあるのではないか。

今乗っている車がもう12万キロに迫ろうとしている。特に支障があったり、不満があるわけではない。むしろ快適であるが、定年を前に買い替えを検討している。何の不満もない車をスクラップにするのも もったいない話であるから、乗りつぶすという選択肢もある。だが、定年後に多額のローンというのも考えものだから、出来れば退職時に購入したいと思う。予算は300万前後を考えているが、幸い「確定拠出年金」の運用が順調なので、この運用益で二百数十万円の頭金は確保出来そうである。車の購入は、その人の人生にはもちろん、家庭においてもかなり重要なことである。生活スタイルに合わせた適切な車種の購入は家族に潤いを与えてくれる。そういった意味で、慎重にかつ楽しみながら車選びをしたいものである。出来れば実際に乗って運転してみるに越したことはない。試乗という手もあるが、本当によく確認したいならレンタカーという方法もある。

過日「プリウス」を丸一日借りて、約400キロのドライブを楽しんだ。この「プリウス」は、うたい文句では燃費がリッター35キロといっているが、実際は20キロ前後のようだ。レンタカーであるから、当然取扱いが不慣れなのと、慣れないシートや車の感覚など乗り始めは少し戸惑う。特に「プリウス」の機器操作は、他の車と比べるとかなり変わっている。ほんの数分のレクチャーでは難しくはあるが、そう負担を感じるほどでもない。そこそこ頭に叩き込んで、いざ出陣。フットワークはかなり軽い。ダッシュボード(と言うのだろうか?)も低く視界が広々として圧迫感がない。ほとんどのボタン操作や、シフトレバー、パーキングなど手を大きく伸ばすことなく出来てしまう。今リッター何キロで走っているかの情報も、パネルに表示される。電子的な判断で目まぐるしく、ガソリンと電気が切り替わる。燃料電池車が普及するまでは、間違いなく最高のエコカーである。

久 英「あー、もう10年も乗っている車みたいだな」
日見子「あーら、さっき こ〜んな手の動きしてたの何だったのかしらねー」
久 英「あー、とうかい(阿藤海のおやじギャグのつもり)、見てたんかい
日見子「それはそうと、“あとうかい”(阿藤海)と“かとうあい”(加藤あい)って似てるわよね」
久 英「は〜???」
日見子「似て非なるものとはこの事だわね」
な〜んて、いつもの調子でレンタカーのドライブを楽しんだ。400キロ余り(市街地100キロ、高速200キロ、郊外100キロ)を走ってガソリンは19.6リットルだったからまさにリッター20キロだった。昨日は、日産の「ティアナ」も見てきた。買い替えまでの一年、決まった車があるより、あーでもない、こーでもないと楽んでみるのもまたいい。



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プリウス外観 パネルに動力源が表示される 平均燃費39.7km/L 
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