寒波への素人的素朴な疑問
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FileNo.021214


この1週間、寒波でひどく寒かった。新聞を見ると、最低気温が3.6度になっている。まるで日本列島がまるごと冷蔵庫に入ったような状態である。地球は段々温暖化の方向に向かっているというのに、どうしてどうして、なかなかハードな寒さである。北風に吹かれ思わず「冬だからって、そこまで寒くなくてもいいんじゃないの」と天に向かってひとり言。そこで福岡における「夏」と「冬」の気温はどうなっているのか、ちょっとインターネットを覗いてみた。一ヶ月の平均気温で2002年1月が7.9度、2002年7月が27.9度となっている。平均気温の温度差は丁度20度であるが、夏の最高気温と冬の最低気温の差は35度にもなる。

四季は、地軸の傾き約23度で起きる。夏と冬の太陽からの距離を考えるに、どんなに違っても地球そのものの直径が一万二千kmだから、一見相当の差があるような気もするが、太陽と地球の距離約一億五千万kmからすれば、差と言えるほどの差ではない。天文単位からからみれば、その差はほとんどないということだ。しかも地球は「大気」や「海」があってかなり緩和されているはずである。この状況から考えて、「素人的素朴な疑問」が湧く。地球上の一地点でなぜこんなに違うのだろうか。(きっと、分かっている人なら明快に答えられるのかもしれないが・・・)

どうせ素人ついでに、別な角度で勝手に考えてみよう。温度とか距離とか時間なんて、所詮地球の感覚でしかない。言ってみれば「おんばひがさ」で「温室そだち」のひ弱な人間の考えではないか。人間の過敏さも、段々エスカレートして、髪の毛のキューティクルがどうだとか、弱酸性がどうだとか、頭の先から爪先まで、ありとあらゆるメンテナンスをし、除菌のやりすぎで抵抗力をも失っていく。そもそも、地球上の生物なんて、宇宙からみれば、ナノテクノどころか限りなく「無」に等しい。くやしいが「桜島の灰」一つコントロールできない訳で・・・。そんな宇宙の片隅に生息する微生物(人間)の皮膚感覚で宇宙は回ってない。つまり、35度の温度差など差にあらずってことだろう。

しかし、何をどう考えようが、現実は何も変わらず、相変わらず寒い。ええーい!思いっきり暖房して「地球温暖化」と「化石燃料枯渇」に貢献するか。なーんて、あまりの寒さで腹立ちまぎれに、あらぬ事を口走ってしまいましたm(__)m。これで後半年もすると「夏日」だとか「熱帯夜」だとかでまた悩まされるんでしょうね。なんとか諸悪の根源「地軸」を真っ直ぐ出来ないもんでしょうか。



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