グランドゴルフ 随筆のページへ

トップページへ

FileNo.080518


クラブとボール
生まれてはじめて“グランドゴルフ”なる競技に参加した。先日、電話があって参加人数が少ないようなので、参加してくれないかとのお誘いを受けた。全くやったことのない競技なので、最初はお断りしたが、80歳の人も参加されているというので、参加することとなった。大会は行政区のイベントで、去年より少なかったとはいえ、60人ほどの参加があってにぎやかだった。
朝、簡単なレクチャーを受けたが、ルールは非常に簡単だった。一言で言えば学校などの運動場でやるパターゴルフみたいなものである。まずスタートマットにボールをセットして第一打を打つ。ホールポストに何打目で入ったかを競う。もちろん少ないほどいい。今日は全部で9ホール設定してあり、これを2回ラウンドした。各ホール長短はあるが平均3打、9ホール合計27打を標準に設定したとのことだった。初めてなので、見よう見まねでプレイしたが、どうも距離、方向とも定まらない。そこで、方針を切り替えて、まず方向を正確に狙うことを優先し、距離は手堅く刻んで行こうということにした。打つとき、ホールポストに真っ直ぐになるようにテークバックし、そのままクラブのフェースがホールポストを結ぶ線に直角になるよう、振子状態でスイングさせた。この作戦は一応成功し、まずまずのスコアで切り抜けていった。
ホールポスト

競技の様子
ゴルフ同様“ホールインワン”というルールがあり、1打でホールに入れると、最終の合計スコアから3打マイナスしてくれる。残念ながら私はホールインワンはなかったが、2打で入ったのが各ラウンド2回ずつ計4回あった。さすがに、優勝者と準優勝者は、それぞれ1回ずつホールインワンを出していた。競技していて一番悔しいのは、ホールポストの周りで2打3打と重ねることだ。ポストの中を通過して反対側に出る。あるいはポストの金具に当たってはじかれるなど思わず天を仰いでしまう。私の最終スコアはゴルフ風に言えば、アウト27、イン27、トータル54打のパーであがった。手堅く刻んでいったのが功を奏し4位だった。初陣としては上出来である。
右は、今日もらった賞品であるが、上位がいい賞品という訳ではない。下位だった人も、ほとんど同じ賞品である。町内会の催しらしく、配慮のあるいい企画である。グランドゴルフは、私のように始めての人も、小学生もほとんどハンディキャップなしに互角に戦える。今日も、小学生が大人を抑える戦いをしていた。きょうの競技時間は4時間ほどだったが、時間の制限はない。人数の制限もなく、場所もある程度の広さがあれば、自由に設定できる。町内会のイベントとしてはいいかもしれない。
キャスター付きバッグ

電動マッサージャー

貼ってはがせる
メモ(5冊
)
       
随筆のページへ トップページへ