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FileNo.050224

ついに我が家もブロードバンド時代に入った。接続したのはNTTの「フレッツ・ADSLモア24」である。だが、NTT西日本は「“光”。ひろがる。ひびきあう。」というキャッチコピーで今や「Bフレッツ」の時代に入ろうとしている。光は最大100Mbpsと想像のつかない高速だが、我が家は今の今までISDN64Kbpsだった。今回のきっかけは、NTTからの『「フレッツISDN」を利用中のお客様へ』という「フレッツADSL」への切り替えの案内郵便だった。その昔ISDNに切り替えたときも「え〜、今頃!」なんていうほど遅かったが、今回も料金が安いのなら切り替えてみるかと、重い腰を上げた次第である。一年間は回線使用料とADSL使用料の合計で毎月2210円も安い。更にキャンペーン期間中は初期導入費用もほとんどかからず、セッティングにも来てくれる。つまり今回、私自身何にもしないで切り替えが終わって、料金も安くなったのである。

さて、導入してみての感想だが、感覚として確かに速い。せっかくだから、どれだけ速くなったのか、私のホームページの中でも重いページを選んで実測をしてみた。結果は次の通りである。(単位:秒)

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30年前
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JAL
ミニ
エアプレーン

最近手に
入れたもの

合計

ISDN

25

54

28

41

45

193

ADSL

05

04

03

04

04

20

注)ISDNは導入前に測定しておいたもので、混んでる時間、空いてる時間の平均値。導入前、導入後いづれの頁も、測定直前に「インターネットオプション」の履歴のクリア・cookieの削除・ファイルの削除・オートコンプリートのフォームのクリアを実施して測定した。

アクセス時間は、ほぼ10分の1になった。だが、実際は24Mbpsのスピードが出ている訳ではない。インターネット上にあるブロードバンドのスピードテストサイトで計ってみても、3Mbpsくらいしか出ていない。これはNTT西日本の収容ビルから自宅までの距離が大いに影響している。切替えに当たって調べてみたら、我が家の場合「伝送損失」は「42db」だった。これを「伝送速度期待値」に当てはめてみると、約3〜4Mbps程度であったから、ほぼ予想通りのスピードということになる。

昔3公社5現業の頃NTTは「日本電信電話公社」と言っていた。それが民営化され、市場の競争原理さらされることになった。近年、固定電話は急減、交換機などいらないIP電話の時代へ移行の兆しである。激しい業態の変化と新電々各社の攻勢で、NTTは厳しい経営を余儀なくされている。数日前の新聞には「3月1日から施設設置負担金を値下げします」という広告を出していた。何のことはない「加入権」を段階を追って完全に廃止する方向なのである。さらに、10日ほど前の新聞には、給与体系の「年齢給」と「扶養手当」を廃止すると報道されていた。何年か前には、賃金を30%引き下げ、分社化など徹底した合理化をしていた。そういえば今回我が家にセッティングに来たのも、委託された会社の人で、キャンペーン期間で工事費のサービスなどの兼ね合いもあったようだ。

ADSLに切り替わって、伝送損失はあるとはいえ、アクセスのスピードは10倍速くなった。ISDNの64Kbpsでも特に不満を感じていた訳ではない。しかも、事前に伝送損失で3〜4Mbpsに落ちるというイメージもあった。人間、前もって 持っているイメージによって、その感じ方も大きく違う。正直言って、この速さは“夢のような速さ”である。特に新作映画の公式ホームページでは、動画の予告編などほとんど意識せずに、ダウンロードして楽しむことが出来る。e-Japan戦略では「05年に世界最先端のIT国家になる」という目標を掲げた。つまり今年はその05年である。去年総務省が発表したブロードバンド回線普及率は47.8%となり、1年で一気に18%も増加したと言う。遅ればせながら、私もその仲間入りをした。

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追伸:2005年5月10日 総務省発表(公表資料より) 
平成16年通信利用動向調査の結果
今回の結果の特徴
インターネット利用者数は7,948万人、人口普及率は、62.3%。
インターネット利用者数は、対前年比218万人増の7,948万人。人口普及率は、対前年比1.7ポイント増の62.3%
世帯のブロードバンド利用率が60%を突破
世帯におけるパソコンからのインターネットの接続方法として、ブロードバンド回線が対前年比14.2ポイント増の62.0%。他方、ISDN、電話回線(ダイヤルアップ)は引き続き減少。
デジタル・ディバイドは依然存在
50歳以上のインターネット利用率の伸びに伴い、世代間格差はやや縮小。しかし、年収、性別、都市規模による利用格差は依然存在。
2人に1人は何らかの個人情報保護対策を行う
インターネット利用者のうち、何らかの個人情報保護対策をとっている者は、51.5%。対策内容は、「Web上に個人情報を記載しない」が最も多く、33.9%。
企業の56.5%が個人情報保護対策を行う
企業通信網及びインターネットを構築している企業のうち、何らかの個人情報保護対策を実施している企業は、対前年比16.6ポイント増の56.5%。対策内容は、「社内教育の充実」が最も多く、30.9%。次いで、「個人情報保護管理責任者の設置」が23.4%。
世帯及び企業のIP電話利用が進展
世帯のIP電話の利用率は、対前年比5.4ポイント増の12.7%。企業のIP電話の利用率は、対前年比16.7ポイント増の27.8%。