パニック映画


パニック映画の生みの親、 アーウィン・アレン

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「ポセイドン・アドベンチャー」(1973年)
製作:アーウィン・アレン
監督:ロナルド・ニーム
出演:ジーン・ハックマン
アーネスト・ボーグナイン
シェリー・ウィンタース
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船の重心が高いまま出航したポセイドン号。大晦日、海底地震の大津波で転覆した。一瞬にして上下が逆転した船内。スコット牧師(G・ハックマン)と数名の生存者達は、生き残りをかけて船尾を目指した・・・
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パニック映画といえば、名作「ポセイドン・アドべンチャー」。「パニック映画」の先駆けになった「フレンチ・コネクション」同様ジーン・ハックマンの存在感がひかる。アーネスト・ボーグナインの強い個性も記憶に残る。でもね!最後にG・ハックマンを殺すこた〜ないでしょ!!



「エアポート’75」(1975年)
監督:ジャック・スマイド
出演:チャールトン・ヘストン
   カレン・ブラック
   ジョージ・ケネディー
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コロンビア航空409便(ジャンボ機ボーイング747)は濃霧発生の為、ソルトレイクに緊急着陸しようしていた。同時刻、すぐ近くを飛んでいた小型ジェット機が、ジャンボ機の操縦席に激突、ジャンボ機の機長は重傷で操縦不能となった。巨大ジャンボの命はスチュワーデスのナンシー(カレン・ブラック)の手に任された。この緊急事態に、ジョージ・ケネディーやチャールトン・ヘストンが救助すべく、必死の活動を開始する。
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カレン・ブラックの個性の強い顔が似合う。パニック映画ならこの顔がなくてはならないジョージ・ケネディー。「エクソシスト」のリンダ・ブレアも顔を見せている。しかし、なんと言っても、大御所チャールトン・ヘストンの貫禄がこの映画に厚みを与えている。




「大地震」(1975年)
監督:マーク・ロブソン
出演:チャールトン・ヘストン
エヴァ・ガードナー
ジョージ・ケネディー
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マグニチュード7以上の大地震がロサンゼルスを襲った。そのエネルギーは、広島・長崎の原爆を合わせた以上の激震であった。ロサンゼルスは一瞬にして大混乱となった。超高層ビルに事務所のある建設会社の副社長チャールトン・ヘストンは必死に社員の救助にあたった。一方上流のダムからは、放水された水が迫ってくる。警官ジョージ・ケネディーは、混乱を沈めようと必死に努力していた。
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地震国日本にあっては、映画の中のことなどと思ってはいられない。「センサラウンド」という新しい音響効果が、地震の臨場感を居ながらにして体験させてくれる。チャールトン。ヘストンの衰えを知らない重量感がいい。


「タワーリング・インフェルノ」(1975年)
製作:アーウィン・アレン
監督:ジョン・ギラーミン
出演:スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン、
   ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、
   フレッド・アステア、ロバート・ボーン
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スンフランシスコに聳え立つ138階建ての「グラスタワー」世界一の超高層ビルが落成した日、惨劇は始まった。発電機のショートから配電盤が発火、マットに移った火はその火勢をみるみる強めていった。溶鉱炉と化したビルの中、消火隊長スティーブ・マックイーンの必死の活動がはじまる。
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オールスターキャストとスケールの大きさが相俟ってパニック映画ここに極まれリである。フレッド・アステア健在がうれしい。アーウィン・アレン率いるスタッフは、「ポセイドンアドベンチャー」とほとんど同じスタッフ。

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